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田中角栄にも指導した100歳のプロゴルファーが語る人生の真髄「一流の皆さんの共通点は…」

[2017年04月02日]

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人生とゴルフの真髄を語る日本最高齢100歳のプロゴルファー・内田 棟氏

100歳以上の国内人口は年々増加し、昨年6万人を超えたそうだが、そのなかに飛び切りダンディーな人物がいる。内田 棟(うちだ・むなぎ)さん。今年101歳を迎える、現役のプロゴルファーである。

人生の大半をゴルフひと筋に歩み、人生の奥義をゴルフに教わった。今も連日、ゴルフクラブを握り、若きゴルファーからも貪欲に学びながら研鑽を怠らない。プロゴルファーになるまで、ゴルフ場のキャディーやインストラクターとして多くの人と交流を重ねた人間観察のプロでもある。

ゴルフを軸に築き上げた内田流哲学や著名人とのエピソードを綴った『淡々と生きる 100歳プロゴルファーの人生哲学』には、時代を超越する生き方の極意が詰まっている。

* * *

―内田さんのゴルフ人生は10歳から。それも名門・軽井沢ゴルフ倶楽部からスタートしたのですね。

内田 今の人がそれだけ聞いたら、「お坊ちゃん」とか「英才教育」といった言葉を連想するでしょうね。しかし実情はその正反対。家計を助けるために、たまたま近所にあった軽井沢ゴルフ倶楽部でキャディーのアルバイトを始めたのです。私の父は木(こ)挽(び)きでしたが、家計を助けるためにゴルフ場の支配人に直接頼み込んで働かせてもらいました。今思うと、そこで一生の仕事に巡り合えたのです。

私のほかにも少年キャディーは10人ぐらいいました。キャディーにもAからCまでランクがありましたが、仕事に慣れてAクラスになると、ひと夏の働きで米が1俵買えた。子供にとっては最良部類のアルバイト先でした。

(1920年代)当時の軽井沢は別荘がようやく増え始めた頃で、ゴルフをするのは外国人宣教師や皇族、華族、政財界のトップクラス、ごく限られた名士たちだけです。ゴルフなど全く知らないまま飛び込んだのですが、初日からお客さんのキャディバッグを担がされ、何もかも即座に実践で覚えなければなりませんでした。

―ゴルフに関する知識だけでなく、名士たちに接する際のマナー、言葉遣いなども10歳にして学ばれた。ゴルフ場はもうひとつの学校だった、とも言えそうですね。

内田 ああ、確かにそうかもしれません。尋常小学校では居眠りばかりして成績はペケでしたが、ゴルフ場では生活がかかっているので必死で勉強しました。といっても誰も教えてくれませんから、すべてが「学ぶ」ではなく「まねぶ」でした。

外国人の会員がたくさんいたので、片言の英語も覚えました。中にはゴルフの初心者もいましたので、尋ねられたらゴルフのアドバイスもしなければならない。お客さんのゴルフスイングをよく観察して、どう打てばどんな弾道でどこへ飛んで行くかを頭に叩き込み、仕事の後でクラブ代わりに箒(ほうき)や熊手を振っていました。ゴルフクラブは到底、手に入らない値段だったので、山で伐ってきた木でクラブを手作りしたこともあります。

仕事には好きも嫌いも関係ありません。目の前にある「なすべきこと」をひたすらこなしていけば道は拓け、やっていることが面白くなる。その結果、好きになるのです。私もいつの間にかゴルフに熱中し、小学校を出た後、正式にキャディーとして働き始めましたが、20歳になって間もなく、ゴルフを中断しなければならなくなりました。


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