週プレNEWS TOP ニュース 政治・経済 官僚的「忖度」の実態を暴く! なぜエリートたちは“筋悪の案件”に自ら飛び込むのか…

ニュース

官僚的「忖度」の実態を暴く! なぜエリートたちは“筋悪の案件”に自ら飛び込むのか…

[2017年04月08日]

古賀茂明氏が、長く経産官僚として務めた体験から官僚の「忖度の文化」に迫る!

森友学園問題で注目を浴びる「忖度(そんたく)」という言葉。

『週刊プレイボーイ』でコラム「古賀政経塾!!」を連載中の経済産業省元幹部官僚・古賀茂明氏が、自らの体験から官僚的「忖度」の文化について説明する!

* * *

近頃、「忖度」(他人の心を推し量ること)という言葉を見ない日はない。今年の流行語大賞は確実という声まで聞かれる。

首相夫人が名誉校長の小学校が、国有地を8億円安で買った。そんな厚遇を受けたのは役人が首相夫人や首相の意向を忖度したからではないかと、国民の多くが疑っている。

「森友学園」の籠池泰典(かごいけ・やすのり)理事長が外国特派員協会で会見を行なった際、通訳が忖度という言葉をなかなか訳せずに困ったという。確かに忖度は日本の組織固有の仕組みに起因する独特の慣行で、外国人には理解しづらいものかもしれない。

だが、私は長く経産官僚として役所の忖度がどういうメカニズムで発動されるのか直接、見聞きしてきた。その体験から官僚の「忖度の文化」とはどういうものなのか説明してみよう。

まず忖度が問題となるのは“筋悪の案件”の場合だ。上司や政治家からの指示や要望を実行すると、法を犯しかねない。そんな危うさを孕(はら)んでいるモノである。役人は公に奉仕する存在であり、違法まがいの案件に耳を貸してはならない。だが、役人によっては自ら進んで引き受けてしまう輩(やから)がいる。

役人には大きく分けて3つのタイプがある。

(1)自らの金、名誉よりも国民の生命、財産を守ることに尽力し、国民からの感謝こそが、いちばんの喜びになる「消防士型」(私はそう呼んでいる)。

(2)何よりも安定した人生を求めて公務員になった「凡人型」。

(3)自分の能力の高さを誇示したい「中央エリート官僚型」。

(1)は筋悪の案件は引き受けない。上司もそれがわかっているから、相談もしない。(2)のタイプはほかの部署に押しつけてたらい回しにする。それでも忖度せざるをえなくなると、保身もあって、表面上は一生懸命動く。ただ、その熱意は低い。


コミックス告知

連載コラム

Column

連載コラムを見る

人気記事ランキング

もっと見る

MOVIE Channel

【動画】藤木由貴、待望の水着グラビアデビュー!! 

もっと見る

Back Number

  • No.19-20 May 15th 2017
  • No.18 May 1st 2017
  • No.17 Apr 24th 2017
  • No.16 Apr 17th 2017

 

Gravure Gallery

もっと見る

新刊のお知らせ

  • 綾瀬はるか写真集『BREATH』
  • 『週プレ クルマ増刊』
  • 週プレ グラビアスペシャル増刊NEW YEAR2017
  • 馬場ふみか写真集『ぜっぴん』
  • 馬場ふみか写真集『色っぽょ』

 

プレイボーイコミックス

メルマガ会員&アンケート 2017年No.19&20

週刊プレイボーイグラビア増刊GW2017