自身でも撮影現場に差し入れとして手土産を持っていくという木村文乃

11日、都内で行なわれた「こちら秘書室公認『接待の手土産2017』記者発表会」に女優・木村文乃が出席した。

手土産といえば、雑誌やTVなどでも特集が組まれるなど近年、活況な市場。昨年9月にオープンテーブル株式会社が行なった「接待に関する意識調査」では約半数にあたる47.5%が「接待時に手土産を用意」するという。

もちろん接待以外にも友人に会う際やお花見などのイベント、もしくは“差し入れ”など様々なシーンで人気の手土産は注目されている。

特別プレゼンターとして登壇した木村も「撮影が深夜に及べば甘いものが重宝されたり、活気づけるためにしょっぱいモノを持って行って皆に喜んでもらったり、そういうこともコミュニケーションに繋がるのでとても大事」と、その必要性を肌で感じているそう。

そんな中、3回目となる今年のイベントではWEBサイト「こちら秘書室」の会員のうち約1千人の“現役秘書”による「特選」の手土産30品を去年の倍以上となる290品の中から発表。さらに「秘書の話題賞」として「海鮮しぼり焼詰合せ」(巴屋 清信)「しゅんかしゅうとうkikiボンボン8個入り」(ANNIVERSARY GARDEN)「金の牡蠣・銀の牡蠣 風呂敷包み3個セット」(広島かきドットコム)を厳選した。

地域の特産物を生かしたモノや四季を感じるデザインなど、いろいろな趣向を凝らした品々に木村は「日本人としての誇りや心意気をすごく大切にしているんだなと改めて感じました」と称賛。特に「海鮮しぼり焼詰合せ」には「素材そのものが生かされている。骨まで美味しく食べられて大地の心を感じられる」とコメントを寄せた。

また、彼女自身が手土産を選ぶ際には「夏はさっぱりしたモノ、冬はお腹にたまるモノ」にしているそう。さらに「ドラマの現場であれば甘いものなどで、片手で食べられるのが重要」と“気配り”を大事にしていると明かした。

「こちら秘書室」では、「特選」以外にも多くの手土産を紹介。「選んだり、いただいたり、“楽しい”が詰まっている」(木村)という通り、様々な商品が登場し、ますます注目度が上がりそうだ。

(取材・文/鯨井隆正)