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タクシー業界のえげつない“ドライバー争奪戦”!『社長に文句を言う会』で彼らを守る会社とは…

[2017年04月16日]

というわけで、実際に試してみた。

場所は東京駅。スマホに落とした専用アプリの画面を開くと、現在地の地図が表示された。直後に近所を走っている空車のアイコンと『到着まで5分』の文字が画面上に示される。次に、画面下の『ここに呼ぶ』ボタンを押すと降車地や車種指定ができる注文詳細画面に切り替わり、指定の上で『注文』ボタンを押すと、5分後にエコタクシーがやってきた。

「お客様が注文ボタンを押した時点で、最寄りのタクシーに車載したタブレットに注文情報が自動送信され、受信したドライバーが画面上の『了解』ボタンを押すと、お客様の乗車位置までカーナビによる自動案内が始まる仕組みです。そのタクシーが接客中で『了解』ボタンが押されない場合は7秒後に2番目に近い空車に情報が転送されます」

群雄割拠のタクシー業界を生き抜いていくためには「優れた配車システムが欠かせない」。そう考えて、中村社長は会社設立時からタクシーのIT化にいち早く取り組んできた。

「自社でプログラマーやSEを雇い入れ、独自のシステム開発に取り掛かりました。これをブラッシュアップして行き着いたのが、現在の配車システムです。

もうひとつ言えば、当社では創業後の第一号の配車からお客様の注文情報を収集してきましたので、『何時にどこで乗車し、降車地までどういうルートを辿ったのか』という13年間以上のデータが蓄積されています。

このデータはもちろん、営業効率を高める強力な武器になる。例えば、お客様を降ろした後、帰路でお客様をお乗せできれば売上げは伸びますが、どのルートを辿ればその確率を高められるかが統計的にわかります」

この配車システムと統計データは、エコタクシーが「業界一のハイテクタクシー」(中村社長)と自負するところだ。

日本一の安さと業界一のハイテク情報が掛け合わさることで、エコタクシーの高い集客力は保たれ、1台当たりの売上げ額を伸ばしている。ゆえに、ドライバーの給与も高い。

「わが社は歩合制を採っていますが(売上げの最大67%)、260人ほど在籍しているドライバーの平均月収は約50万円。ただし、社内で定めている乗車時間や乗車距離の上限を越えれば給料に2%の歩合が余分に加算されません。稼ぎたいドライバーの気持ちはわかりますが、過重労働は事故のモトになりますからね。

タクシー運転手は前職でいろいろとあって破産状態になっていたり、多額の借金を抱えている人が少なくありません。この業界にはそんな彼らを“タコ部屋”同然の狭い寮に囲い込んで何年も安月給で働かせるケースもあります。

これだと借金はなかなか消えませんし、ドライバーはいつまで経っても幸せになれない。私は早く独り立ちしてほしいと思うから歩合率を高めに設定した給与制度を作りました。ドライバーの皆さん、“ルールを守って大いに稼いでください!”と」


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