週プレNEWS TOP ニュース 社会 DV加害男性たちが明かす“精神的暴力”の思考「結婚したらパートナーは所有物」

ニュース

DV加害男性たちが明かす“精神的暴力”の思考「結婚したらパートナーは所有物」

[2017年04月16日]

言葉による精神的暴力で妻を追いつめていた橋本さん(仮名)。自分の面倒を見る「母親」を妻に求め、「彼女がオレに従うのは当然だ」と思っていた

11万1630件。2015年4月からの1年間で、全国の配偶者暴力相談支援センターに寄せられた相談件数だ。

年々増加し、社会問題化するDVは、もはや人ごとと切り捨てられない。週プレ本誌では、DV加害者の更生を支援する団体「アウェア」を通じて、実際に妻に暴力を振るってきた男たちに接触。

前編記事では、アウェアに参加する男性が妻に振るってきた身体的暴力を赤裸々に告白した。後編は、身体的よりも「精神的暴力」のケースだ――。

***

結婚して約20年、アウェア参加歴6年の橋本さん(仮名・50歳・会社員)の場合は、身体よりも言葉――精神的暴力が中心だった。

前編記事に登場した赤林さん(仮名)と同様、以前の交際相手にDVをしたことはなかったが、相手が自分の意のままにならないことがわかると、「飽きちゃった」などと言って別れを切り出していたという。

だが、妻(46歳)は違った。

小柄な体にぴったり合ったスーツ姿から几帳面(きちょうめん)な性格がうかがわれる橋本さんが、ポツポツと語り始めた。

「妻が自分の言うことを聞かないのは反逆だ、くらいに思っていました。怒鳴る、ムッとするのは日常茶飯事。妻をバカにしたり。部屋に閉じ込めて彼女の欠点をあげつらうこともありました」

会社から帰宅して、妻が電話中だったりしたら一大事。翌朝、「どういうつもりだ。オレは寒いところを腹減って帰ってきているのに、電話なんかより風呂だろ!」などと問い詰める。妻たる者、「お帰りなさい」と玄関で出迎えるべき、そう思っていた。

妻を3回ほど平手打ちしたことはあるが、自分としては、「こうでもしないとわからないだろう」と、親が子をしつけるようなつもりだった。

そうした一方的に罵(ののし)る精神的暴力は激化し、妻がついに役所の相談窓口に駆け込むと、「もう治らない病気。出ていってもらうしか解決法はない」と相談員から言われた。

しかし、あるとき橋本さんが、反論の余地もないほど妻を追いつめ、「イヤなら別れればいい」と突き放すと、判を押した離婚届を突きつけられた。その途端に「そんなつもりじゃなかった。おいしいものでも食べれば歩み寄れる」と泣いた。

常に「男たる者……」「男として恥ずかしくないのか」と言われて育ち、坂本龍馬に憧れ、「大それたことをするのが男」との信念があった。会社では部下や後輩たちを容赦なく叱責(しっせき)していた。ただし、上司など立場が上の者には「外面がいい」――これは多くの加害男性に共通する特徴だ。


馬場ふみかカレンダーブック2018 予約受付中!

連載コラム

Column

連載コラムを見る

Back Number

  • August 7th, 2017
  • No.33 Aug 14th 2017
  • No.32 Aug 7th 2017
  • No.31 Jul 31st 2017

 

Gravure Gallery

もっと見る

MOVIE Channel

【動画】わちみなみ、Hカップ現役JDアイドル

もっと見る

新刊のお知らせ

  • 週プレ グラビアスペシャル増刊 SUMMER2017
  • 『AKB48 水着サプライズ2017』
  • 週プレ グラビアスペシャル増刊 GW2017
  • 馬場ふみか写真集『ぜっぴん』
  • 内田理央写真集『だーりおといっしゅうかん。』

 

プレイボーイコミックス

週刊プレイボーイ グラビアスペシャル増刊 SUMMER2017

メルマガ会員&アンケート 2017年No.34&35