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ヤマトを苦しめる“当日配送”にアマゾンがこだわる「本当の理由」

[2017年04月17日]

ヤマト運輸がアマゾンの当日配送から撤退すると報じられているが、その真相は…?

宅配便最大手のヤマト運輸がアマゾンの当日配送から撤退するという。

4月7日、日経新聞が朝刊1面で報じたものだが、食料品や日用品など定期的に当日配送で注文しているアマゾンの会員にとってはギョッとしたことだろう。

しかし、この記事を見るとヤマト側のコメントが一切ない。“当日配送撤退”は本当か? ヤマト運輸広報に聞いた。

「現在、アマゾンを含む大口法人の荷主様と交渉中ではありますが、『当日配送撤退』というのはまだ弊社の中でも決まっていないこと。日経の報道は憶測記事といいますか、正式にこちらから発表したものではありません」

だが今後、ヤマトがアマゾンの当日配送から撤退する可能性は十分にある。ドライバーに長時間労働を強いる元凶になっているためだ。ヤマトのドライバー(30代・社員)がこう説明する。

「当日配送の仕組みは、ユーザーが午前中に注文すると即時に受注処理し、物流センターに出荷指示を発令。センター内で同日正午までに梱包を終えて運び出し、15時までにヤマトの配送センターに荷物が到着。そこで方面別に仕分けた荷物を2トン車、4トン車が末端の営業所に運び、夜9時までにユーザー宅に届けるわけです。

営業所には毎日18時頃にアマゾンの荷物が集荷されます。朝から配達を始め、クタクタになって営業所に戻ると、目の前にアマゾンの荷物が山積みに…。これがキツイんです。その時間は他の時間指定の荷物と再配達の荷物が重なるタイミングでもありますから…」

注文したその日に商品が届く当日配送は、妊婦や身障者、足腰が弱い高齢者にとっては非常に便利なものだ。しかし、それ以外の一般消費者にとって本当に望まれているサービスなのだろうか?

少し古いデータになるが2013年6月、日本通信販売協会は会員社のうち12社の通販会社を対象に『配送満足度調査』を実施している。その中の質問項目、『配送サービスで顧客が大切だと思っている項目は?(複数回答可)』の結果は予想外のものだった。

・配達時間帯の指定…68% ・配達日指定…62% ・配送会社によるお届け通知サービス…20% ・翌日配送…9% ・当日配送…4%

当日配送を希望している人は、わずか4%。この結果を見ても、特に望まれていないサービスであることがわかる。では、なぜアマゾンは当日配送にこだわるのか?

「会社の自己都合だと思います」

そう指摘するのは物流ジャーナリストの森田富士夫氏だ。


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