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セルジオ越後が「代表で十分戦力になる!」と期待するふたりのアタッカーとは?

[2017年04月20日]

代表戦では是非、横浜・齋藤のプレーを見たいと語るセルジオ越後氏

Jリーグ開幕からもうすぐ2ヵ月。鹿島や浦和など優勝候補が上位に顔を並べるなか、昨季7位の神戸が健闘している。

オフに昨季11得点のFWペドロ・ジュニオールが鹿島に移籍。さらに開幕戦で昨季得点王(19得点)のFWレアンドロが、全治6ヵ月の大ケガをして戦線離脱。攻撃の軸をふたりも失ったのだから、普通に考えれば戦力ダウン。下位に低迷してもおかしくない。

でも、さすがはキャリアも実績もあるネルシーニョ監督だね。監督就任3年目とあって、守備をベースにした手堅いサッカーがチームに浸透。また、地味ながらも各ポジションに的確な補強を行ない、チーム内にいい競争をもたらしている。

韓国代表の正GKであるキム・スンギュを中心とした守備陣は粘り強く、19歳のMF中坂などチャンスを与えた若手も結果を出している。開幕前、ネルシーニョ監督は「今年はいける」と自信を見せていたけど、なるほどという感じだ。

ただし、シーズンはまだ始まったばかり。これまでの対戦相手を見ると、浦和以外の“強豪”と戦っていない。そして、その浦和にはホームで完敗している。勝つべき相手にはきっちり勝っているけど、今後、上位チームと対戦したときにどうなるか。元ドイツ代表のFWポドルスキが合流予定の夏まで踏ん張れれば面白いし、リーグ全体が盛り上がる。期待したいね。

選手個人でいえば、横浜F・マのMF齋藤のプレーに驚かされている。昨季も十分に活躍していたけど、今季はさらに化けた。サイドからのドリブル突破に加え、今季は相手を引きつけてからの正確なパスでもチャンスをつくり出している。ドリブルで勝負するのか、パスを出すのか、状況に応じた判断が的確で、プレーの幅が広がった。常に前を向いているし、今、Jリーグで一番守りにくい選手じゃないかな。(中村)俊輔との新旧10番対決が注目された磐田戦(第6節)での2アシストは、どちらも本当に素晴らしかった。

精神面での成長も見逃せない。試合中は味方に大きな声で指示を出しているし、インタビューの受け答えからも「俺がチームを勝たせる」という気持ちが伝わってくる。磐田戦では先輩の俊輔も“削って”いた。なんというか、貫禄が出てきたよね。


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