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イチローにも影響? マーリンズ買収でジーターがチーム運営に及ぼすもの

[2017年05月10日]

現役最後の試合を終え、イチローと抱擁を交わすジーター。マーリンズの新オーナー就任を目前に、元同僚との契約を含めた手腕に注目が集まる

ニューヨーク・ヤンキースの、いや、メジャーリーグ(MLB)の象徴的な存在だったデレク・ジーターを含む投資家グループがマイアミ・マーリンズを買収ーー。

4月下旬に伝えられたニュースは地元紙のトップで報道されるほど話題を呼んだ。まだ決定ではないが、買収成立の可能性は高いだろう。

ジーターはヤンキース一筋で2014年までプレーし、通算3465安打を放った名遊撃手。1990年代後半からヤンキースを5度の世界一に導くなど“黄金時代”を築いた。モデル張りのルックスで、松井秀喜、イチロー、黒田博樹、田中将大らの同僚だったことから、日本でもおなじみの存在になっている。

そんなMLBが誇る“キャプテン”が、6月に43歳を迎える今年からついにオーナー業に乗り出すことになったのだ。

現役生活20年の年俸だけで約2億6500万ドル(約300億円)を稼いだジーターだが、落札額は約13億ドル(約1443億円)とあって、ひとりでオーナーになるわけではない。

投資家グループのリーダーはアメリカの前々大統領の弟で、元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ。そのほか、金融大手モルガン・スタンレーで投資運用部門の責任者を務めたグレゴリー・フレミングなど、少なくとも5人からなるグループが買収に参画したと伝えられている。そんな大物ぞろいのなかでも、シンボルとなるのがジーターであることは間違いない。

マーリンズは『フォーブス』が発表した球団の資産価値では全30チーム中25位。97年と03年に世界一になった経験はあるものの、チーム創設からの24年で18年負け越してきた。

そのため観客動員も低迷し、避寒地であるフロリダにスポーツファンを根づかせる難しさを示す例として挙げられることも多い。低迷&不人気フランチャイズに絶大なネームバリューを誇るジーターがどんな影響をもたらすかが注目されている。


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