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“モンキー”がなくなっても“仔猿”がある。自分で組み立てるミニバイクの「新しい楽しみ方」

[2017年05月12日]

佐々木さんがまたがっているモデルはモノコック構造の「仔猿ST31」。組み立てキット37万円。ナンバー取得に必要なウインカーはLED製のため、バッテリーは単3形充電池10本でOK

発売から50年。多くの人に愛されてきたホンダの小さな原付バイク「モンキー」が今年8月で生産終了となる。

このニュースを悲しみとともに受け止めた人も多いだろうが、世の中にはモンキーよりも小さく、同じように愛されているバイクがある。それがCKデザインの販売する「仔猿(コザル)」だ。

生みの親は、ホンダのOBで、バイク設計歴50年の同社社長・佐々木和夫さん。

「仔猿は全長825mm、重さ20kgとコンパクトだから車に積めます。草刈り機などに使われるホンダの汎用4ストロークエンジン『GX31』(31㏄)を見て『これで操縦安定性のいい極小サイズのバイクを作ろう』と考えたのが始まりです」

笑顔でそう語る佐々木氏が一から設計した仔猿の特徴は「自分で組み立てる」こと。宅配便の段ボールで届くキットを自分で組み立てた後は、ナンバーを取得しての公道走行も可能だ。

「昔は街に模型屋があったでしょ? あの楽しみだよね。あとはバイクにまたがったときに出る笑顔。日本のバイク販売台数は減少してるけど、バイクの魅力は変わらない。新しい楽しみ方、新たな文化を創造したいね」

宅配便で届くキットに含まれる構成パーツは約50点。「自分で作ると愛着もわくし、パーツの価値もわかります。キャンプや列車旅のお供に仔猿を連れていく人もいます」(佐々木氏)

宅配便で届くキットに含まれる構成パーツは約50点。「自分で作ると愛着もわくし、パーツの価値もわかります。キャンプや列車旅のお供に仔猿を連れていく人もいます」(佐々木氏)

タイヤ、ホイール、マフラーも含めてすべてCKデザインのオリジナル設計。2002年の発売以来、数百台を販売。「彼女にプレゼントする人や夫婦で乗る人もいます」(佐々木氏)

タイヤ、ホイール、マフラーも含めてすべてCKデザインのオリジナル設計。2002年の発売以来、数百台を販売。「彼女にプレゼントする人や夫婦で乗る人もいます」(佐々木氏)

(取材・文/畠山理仁 撮影/木野龍逸)

●CKデザイン
〒182-0035 東京都調布市上石原1-7-14 仔猿ハウス
TEL 0424-88-0041


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