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異端児・辻 仁成が今、語る過去と未来「波風はあるし、敵もいるけど“自分に対して嘘がない”人生が大事」

[2017年05月20日]

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―いろいろなところから貪欲に情報を吸収して、創作に繋げられているというか。しかも今は、ウェブマガジンの取材・執筆もされて、そのエネルギッシュさに驚かされます。

 デザインストーリーズは命がけで、毎日記事をアップし世界中旅して頑張ってるんです。僕の日常生活は朝起きて子供にご飯を作ったら、ずっと創作ですから。時々、外で走って体を鍛えて、また戻ってきたら創作。夏はライブやったり、冬は舞台の演出をやったり、時間を無駄にはしない(笑)。でも息子の協力があってこそ、これができています。

別に何かを残したいとか評価されたい、お金持ちになりたいとか、そういうことに興味はない。映画だって、大手の映画会社で作るんじゃなくてインディーズの映画が撮りたいわけだし。目指しているものは独特なんだけど、そこはずっとブレてないんです。小説、音楽、映画ってやってることは全然違うけど、どのジャンルでも目指していることは一緒。同じことをやり続けているという。

―ある意味、ずっとブレずにやれるのも、雑音のないパリを拠点にしているからこそというのも?

辻 あとは時間の使い方だと思います。時間の使い方、うまいねってよく言われるんですけど、僕は時間というのは、使う側が本気で向き合えば、湯水のように溢れるものだと思ってるから。みんな「時間がない」って言葉を使うのは、本当にやめたほうがいい。それはマジ、よくない言葉だから。

いろいろな表現を続けられるのは、自分で時間を作ってるからなんです。ウェブマガジンもロシアの「赤の広場に行こう!」って思い立ったら、すぐ取材に行くし。「時間がない」って言ってたら、そこまでは行けないですよ。

―すべてが自分の血肉になって、創作に繋がっていく。しかも、それを楽しんで活き活きとやられているのは羨ましいです。

 実は簡単なことで、“新人”であればいいんですよ。僕はずーっと新人でいようって決めたんです。歳も歳だし、なんか偉そうな感じで大家ヅラしてのさばることもできるんだけど、そういうことをダサいって思い恥じるというか。「あ、なんか大人に近づいちゃったな。これは失敗に向かってるのかな」って思うようにするんですよ。…でも、世の中の見方は違って「辻って気難しそうだな」って思われるけど、全然気難しそうじゃないでしょ?

―こうしてお話ししてると、全然(笑)。

 (笑)嘘がない人生が大事で。本当に行動しなきゃダメだし、世の中、やっぱりこういう変なオヤジがいたほうが面白いんじゃない? 僕みたいなのを「叩いてなんぼ」みたいに思ってる連中は本質で弱いよね(笑)。

まあ、ずっと新人でいて、いつも新しいことに向かって行くっていうのがすごく大事なんじゃないかなって。そういうことを伝えていけるアーティストであり続ければ、もうそれが自分の本望なんです。少なくともひとりはなんとなく俺の背中を見て育ってるのが身内にいるから。それだけで僕にとっては心強いし。


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