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ゴール量産の久保裕也をベルギーで直撃!「チャンスに決められている。それだけです」

[2017年05月23日]

W杯最終予選を戦う日本代表でのブレイクはまぐれじゃなかった!

今夏にもビッグクラブへ移籍か!? 今年1月、ベルギーのヘントに渡った日本代表FW久保裕也が絶好調だ。重要な試合でゴールを連発し、欧州1部リーグでの日本人最多得点記録を更新。

現地で本人に話を聞いてきた!

■久保本人が明かしたゴール量産のワケ

3月のW杯アジア最終予選の2試合(UAE戦、タイ戦)で2得点3アシストと大活躍し、日本代表の新エース候補となったFW久保裕也(23歳)が、所属クラブでも絶好調。今年1月にスイスのヤングボーイズからベルギーの強豪ヘントに移籍して以降、11得点とゴールを量産したのだ。

ただ、日本ではなじみの薄いベルギーリーグだけに情報が少なく、その活躍ぶりがどれほどなのかはいまいちピンとこない。そんなわけで、じかに確かめるべく筆者はベルギーへ飛んだ。

まず向かったのは、プレーオフ第4節のヘントvs オーステンデ戦。ヘントはベルギーの首都ブリュッセルから北西に約50km、電車で約30分の場所に位置し、約2万人収容のゲラムコ・アレナはほぼ満員となかなかの盛り上がり。

久保は、1トップ下の右サイドでスタート。ヘントは試合を支配しながらも相手に先制を許す苦しい展開だったが、敗戦の危機を救ったのが久保だった。73分に右からの低いクロスにうまく左足を合わせて同点弾を決めた。

このゴールは、ヤングボーイズ時代に決めた12点と合わせ、今季19点目となるもの。これにより、2015-16シーズンに18点を決めたハーフナー・マイク(デン・ハーグ)を抜き、欧州1部リーグに所属した日本人選手の1シーズン得点数(カップ戦を含む)で単独トップに立った。

続く5節のアウェー、ズルテ・ワレヘム戦。約1万人収容のワレヘムのレーヘンボーク・スタディオンの最寄り駅はタクシー乗り場さえないほどこぢんまりしていたが、さすがに優勝のかかったプレーオフだけにスタジアムの周囲は熱気にあふれ、ヘントにとっては簡単ではない試合になるかと思われた。

だが、ここでも久保がやってくれた。24分に右からのクロスを胸で押し込んでの先制弾。この久保の3試合連続ゴールでリードしたヘントが終了間際にも追加点を入れ、2-0で勝利。実に素晴らしい!

日本代表戦を含め、なぜこれほどハイペースでゴールを決めることができるのか? 久保本人を直撃すると、涼しい顔でこう答えた。

「チャンスに決められているから。それだけです。来たチャンスをしっかり決められているのが、結果が出ている要因だと思います」

ハデさはないが、シンプルかつ的確なプレーで、チャンスを逃さない。まさに〝必殺仕事人〟ともいえる働きぶりで、シュートを枠内に飛ばす技術の高さが光る。

「落ち着いて蹴れているから、枠にいっているんだと思います。ゴール前で焦っていないというのが一番の理由ですかね。言葉で説明するのは難しいんですけど、例えば強くシュートを打ってもDFの足に当ててしまえば意味がないし、GKのタイミングをずらすとか、DFが足を出してきたところを狙うとか、そういうのは意識しています」


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