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1977年に東京・上野で創業した老舗「ラブドール」メーカー。創業40年の苦労と“命を吹き込む”愛情の物語

[2017年06月01日]

オリエント工業40周年記念展「今と昔の愛人形」(6月11日まで開催)

現在、東京都渋谷区の「アートギャラリー・アツコバルーarts drinks talk」で『オリエント工業40周年記念展「今と昔の愛人形」』を開催中だ(~6/11)。

会場にはカッと目を見開き、いかにもマネキン的な表情の初期ラブドールから、いつまでも眺めていたくなる、どの角度から見ても表情が違うような憂いのある表情をする現代ラブドールまで14体ものラブドールがずらり。

オリエント工業第一号となる空気式のドール「微笑」から、空気漏れのない表面はラテックス製でボディ内部が発砲ウレタン製、亡き妻を偲(しの)べるような人間らしさを表現したという「面影」、そして2000年代に突入してから登場したシリコン製のドールまで…これまでの歴史を追える年表も眺められる。

その会場で土屋日出夫代表取締役社長に直撃、40年の苦労とラブドール産業の成長について聞いた。

―40年の歴史の中で特に印象的な出来事などありますか。

土屋 昔はエロを売り物にする人は騙(だま)しや多少インチキみたいな部分があったけど、男の性の悩みは繊細で複雑だからこそ僕はそうしたくなかったし、コストとの折り合いもありつつ改良を続けてきました。

会社の転換期はなんといっても1999年に発売した『アリス』という可愛らしい顔立ちのソフビ製ドールの爆発的ヒット。今回の会場には事情があって展示していませんが、これは初めて月に100体から150体くらい出荷される状況が続き、最も印象深いドールです。

―空気からソフビ、そしてシリコンと素材も移り変わりましたよね。

土屋 アメリカでシリコン製ドールが発売され、開発期間2年をかけて2001年にシリコン製『ジュエル』シリーズを完成させました。当時は月30体しか作れる体制になく、フル回転で作っても3ヵ月待ちのお客様もいたほど。シリコン製への移行も会社にとっては転換期でした。

―時代の変化とともに購買層の変化なども?

土屋 やはり安い買い物ではないので30、40代やそれ以上の方が中心ではありますが、中には20代で購入をしてくれる方もいて、幅広い年齢層に認知が広がったのだという気はしています。

―ラブドール開発で大切にしていることは? 今後の抱負も教えてください。

土屋 開発だけでなく梱包にもこだわってますね。例えば、開封した時に可愛らしくチョコンと座ってるような体勢にするよう気を遣ったりね。お客様がどうしても手放さなければいけない場合の里帰りシステムも導入しています。また、今でもラブドール開発には余地があると思ってて、常に新しい商品にチャレンジしています。

オリエント工業・代表取締役社長の土屋日出夫氏。1944年、横浜市生まれ。20代で引越し会社や荷物積み下ろしなど様々な職を転々とし、アダルトショップの手伝いを数年間した後に30代で創業。「今は販売戦略の総監督的な立場だけど、ドールの名付けだけは僕がやっているんです」

オリエント工業・代表取締役社長の土屋日出夫氏。1944年、横浜市生まれ。20代で引越し会社や荷物積み下ろしなど様々な職を転々とし、アダルトショップの手伝いを数年間した後に30代で創業。「今は販売戦略の総監督的な立場だけど、ドールの名付けだけは僕がやっているんです」


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