週プレNEWS TOP 連載コラム "本"人襲撃 『カレーライス進化論』――日本のカレーを外国人の視点で眺めると実は異様?

連載コラム

『カレーライス進化論』――日本のカレーを外国人の視点で眺めると実は異様?

[2017年06月20日]

「カレーは日本が世界に誇る食文化。歌舞伎のような伝統芸能やアニメのようなサブカルチャーにも引けを取らないレベルです」と語る水野仁輔氏

スパイス&カレーの専門家として約20年にわたって全国各地のイベントでライブクッキングを行ない、レシピ本から食べ歩き本までカレーに関する本を40冊以上執筆。

カレーを軸とした活動で幅広く活躍する水野仁輔(みずの・じんすけ)氏。彼が新たに書き下ろした『カレーライス進化論』は、独自の進化を遂げた日本のカレーの魅力を海外の視点から広く探求した一冊だ。

* * *

―今回、日本のカレー文化を論じた本を出すことになったのは東京オリンピックの決定が契機になったとか。

水野 そうです。4年前、たまたまテレビで決定した瞬間を見てて、これはヤバいぞと思ったんですよね。

―ヤバい? 何がですか?

水野 世界中の人々が東京に集まるにもかかわらず、もし誰も日本のカレーに関心を持たなかったらどうしよう、寂しいだろうなって。すぐにでも日本のカレー文化の素晴らしさを伝えなきゃと思ったら、じっとしていられなくなっちゃって。

そこから外国人の視点で日本のカレーを眺めるようになったんですけど、するとそれまで当たり前だと思ってた日本のカレーが実は異様なことに気づいたんです。高級レストランから街の食堂までメニューにカレーがあり、各家庭には独自の味があり、学校給食にもカレーがある。各地にはご当地カレーがあって、カップラーメンからスナック菓子までカレー味で染まる。なんて盛り上がりなんだって。

―確かに冷静に考えたら、異常なほどですよね。

水野 カレーは日本が世界に誇れる食文化。恐らく歌舞伎のような伝統芸能やアニメのようなサブカルチャーにも引けを取らないレベルだと思うんです。ただ残念なことに日本人がそれに気づいてない。そこで外国人の視点を大事にしながら、本書で日本のカレーの魅力を見つめ直そうと考えたわけです。

―実際、外国からの訪日客はカレーを食べに行くんですか?

水野 ほとんど行かないです。まだ知らないんで。これがラーメンだと向こうで大ブームになってるから「食べに行きたい」となるんですけどね。あとカレーといえば外国人はインドカレーを想像するから、そんなの俺の国にもあるよってなる。だから日本独自のカレー、ジャパニーズカレーは別モノなんだって一から説明しなきゃならない。


『伊東紗冶子ファースト写真集 SAYAKO』発売記念握手会、11月3日、4日(金・土)に東京と大阪で連続開催!

連載コラム

Column

    連載コラムを見る

    Back Number

    • No.44 Oct 30th 2017
    • No.43 Oct 23rd 2017
    • No.42 Oct 16th 2017
    • No.41 Oct 9th 2017

     

    Gravure Gallery

    もっと見る

    MOVIE Channel

    【動画】小宮有紗の時代がやってきた!

    もっと見る

    新刊のお知らせ

    • 馬場ふみか2018カレンダーブック
    • プロ野球プレイボーイ2017
    • 『伊東紗冶子ファースト写真集 SAYAKO』
    • 週プレ グラビアスペシャル増刊 SUMMER2017
    • 『乃木坂46×週刊プレイボーイ2016』

     

    プレイボーイコミックス

    第一回 ミスグラジャパオーディションWeb投票 【予選】

    メルマガ会員&アンケート 2017年No.44

    週刊プレイボーイ増刊号「プロ野球プレイボーイ」2017