“史上最高にかわいいレースクイーン”こと藤木由貴

2回目の撮り下ろしで、早くも週プレの表紙を飾った“史上最高にかわいいレースクイーン”こと藤木由貴。発売中のファーストデジタル写真集『恋する笑顔。~ちょっと、水着になってみました~』(集英社)も売り上げ好調で、ますます注目度は上昇中! 

今回のインタビューでは、そんな彼女の意外な過去が明かされる!

■グラビア撮影中に褒められた腰骨

―今回のロケ地は南国タイ。けっこう過酷なスケジュールだったんですよね?

藤木 羽田空港を深夜12時40分に飛び立って、バンコクのスワンナプーム国際空港に朝5時に到着。そのままパタヤに移動して、撮影が始まりました。だから、最初のカットはちょっと顔が疲れていて……(笑)。

―睡眠は機内だけってこと?

藤木 そうなんですよ~。でも私、一度スイッチをオフにすれば、あっという間に寝られる特技があって。機内食もほとんど食べずにスヤスヤと寝ていました。とはいえ、4時間くらいだったから、やっぱり寝不足だったんでしょうね。

―タイは仕事で訪れたことがあったとか。

藤木 私がレースクイーンを務める「SUPER GT」というカテゴリでは、年に一度、タイのチャン・インターナショナル・サーキットでレースが開催されるんです。私も2回タイに行ったんですが、タイトなスケジュールなので、空港とサーキットの往復くらいしかしたことがなくて。だから、今回のロケは楽しかったですね。いろんな所に連れていっていただけたんです。

―夜の街とか……!?

藤木 夜ご飯を食べに行ったパタヤの繁華街、深夜でも音楽が鳴り響いているし、まるで新宿・歌舞伎町のようでした。そうそう、屋台で食べた「クウィッティアオ・ナーム」というタイ風のラーメンが本当においしくて。値段を聞いたら、日本円で150円ほどだったんです!

―激安じゃないですか! ほかにおいしかったタイ料理は!?

藤木 チキンを焼いた「ガイヤーン」と、タイ風焼きそば「パッタイ」がお気に入りでした。ただ、ガパオライスは日本で食べるのと違って本場は激辛。おなかを壊さないかなって、心配になりました。

―グラビアのタイトルにもある「マーメイドライン」。美しくてSEXYな腰骨のラインが一部でそう呼ばれているみたいなんですけど、自覚はあったんですか?

藤木 まったく(笑)。撮影中にスタッフの皆さんに褒められて、そこで初めて気づきました。確かに腰骨がクッキリと浮かび上がっているんですよね。

―スレンダーな体形でも、なかなかいないみたいですよ。

藤木 素直にうれしいです。ただ、皆さん撮影中は「コマネチライン」ってずっと言っていましたけど。誌面では「マーメイドライン」に変わっていて、ちょっと安心しました(笑)。

デビュー前はパティシエだったんです

あと、グラビアの最終ページにあるトップレスの写真、かなり大胆でしたね。

藤木 石川恋さんの写真集『LOVE LETTERS』にも同じようなカットがあって、きれいだなって思っていたんです。当たり前ですが、ビーチでビキニトップを外す経験なんてなかったので、撮影するときは緊張しましたし、終わった後はちょっと不安でした。

―大胆すぎたから?

藤木 いえ、「緊張が顔に出て、表情がこわばっていたらどうしよう」って。周囲から見えないようにいろいろと気を使っていただいたのに、それでボツになったらイヤじゃないですか。誌面で使われていたので、よかったです。

■デビュー前はパティシエだった!

―そもそもレースクイーンになったキッカケは?

藤木 実は私、芸能活動を始める前、パティシエとして働いていたんですよ。

―え~、そうなんだ!

藤木 でも、モデルになる夢も抱いていたので、その道を本気で目指してみようと、パティシエを辞めてウオーキングのレッスンに通い始めたんです。そのときの先生と今の事務所のマネジャーさんが知り合いで、「レースクイーンをやってみれば」と勧められたのがキッカケ。今年で3年目になるのですが、1年目は「apr」、2年目は「WedsSport WithBANDOH」、そして今年は「LEXUS TEAM ZENT CERUMO」でレースクイーンを務めています。

―これまでに数々の賞を獲得していますよね。1年目には「日本レースクイーン大賞2015」で「クリッカー賞」に選ばれ、昨年は「日本レースクイーン大賞2016」の大賞と「東京中日スポーツ賞」「avex賞」「福岡アジアコレクション賞」、そして「コスチューム部門」の5冠に輝きました。

藤木 ファンの皆さんに応援してもらった結果で、すごくうれしかったですし、自信にもなりました。しかも、夢をひとつ叶えることができて。福岡アジアコレクション賞の副賞だったんですが、今年3月のショーでランウェイを歩かせてもらえたんです! 橋本マナミさんやベッキーさんもモデルを務めていて、ひたすら感動しっぱなし。緊張でガチガチでしたけど、すごく光栄な時間でした。

―今後の活躍がさらに期待される藤木さんですが、最後に目標を教えてください。

藤木 レースクイーンとしては、「ZENT」という名門チームに入ることができたので、今年こそ「日本レースクイーン大賞」でグランプリを獲りたいです。それに加えて、今年も「コスチューム部門賞」を受賞できるように、頑張っていけたらと思っています。

グラビアに関しては、もっとポージングや表情を勉強して、表現の幅を広げていきたい。「笑顔」がチャームポイントと言われることが多いのですが、オトナっぽい一面も見せられるようになりたいんですよね。あ、コマネチ……じゃなかった、マーメイドラインにも磨きをかけていきますよ(笑)。

藤木由貴ちゃんの表紙&巻頭グラビアは週刊プレイボーイ27号(6月19日発売)に掲載!!“史上最高にかわいいレースクイーン”と称される彼女の魅力をぜひ、ご覧ください!!

(取材・文/高篠友一 撮影/西條彰仁)

週刊プレイボーイ27号(6月19日発売)「表紙の美女スペシャル 藤木由貴」より