週プレNEWS TOP 連載コラム こんな会社で働きたい! 給料も肩書きも自分たちで決める? 知られざるホワイト企業の斬新すぎる経営手法とは

連載コラム

給料も肩書きも自分たちで決める? 知られざるホワイト企業の斬新すぎる経営手法とは

[2017年07月09日]

決算書や会社の預金残高は、“社員には伏せておこう”と考えるのがフツーの経営者。それはひとつに、儲かっているのがバレると「給与を上げろ」と声が上がり、儲かってないことがバレると「他社に転職しようか」と考える社員が出てくる恐れがあるからだろう。

もちろん、社員の給与の公開もフツーの会社ならしない。公開したら「あいつ、全然働いてないのに給与もらいすぎだろ!」なんて不満が噴出しかねない。もちろん、逆もあるわけだが…。武井社長がこう話す。

「それって完全に情報をコントロールする側の都合ですよね。だって、上司は部下の給料を全部知っているわけですから。これってすごく不健全な環境でしょう。弊社では社内に“ブラックボックス”を作りません。だから私を含め、ここで働く人たちの間に情報格差はありません。みんな平等に全ての情報にアクセスできる権限を持ちます」

というわけで、社内においては隣で働く○○さんの月給はン十万円で、自分との差額はン万円ということが1円単位で明確にわかる環境が広がっている。となると、やはり『なんであいつがオレより給料高いんだ!』なんて不満が出てきそうなものだが…エンジニア職の社員、尾崎愛さん(32歳)はこう言って首を横に振る。

「ウチの会社では、社員の給与は社長や人事や上司が決めるわけではありません。といいますか、普通の会社では必ずある経営理念や上司という存在自体がこの会社にはないんです。経営理念がないから営業ノルマもありません。上司がいないから部下もいません。社内に誰かが誰かを管理する、評価する、命令するという関係性がなくて、武井さん(武井社長)も含めて、みんなフラットなんです。

そんな環境の中で社員の給料は半年に一度、社内で実施される『お金の使い方会議』で社員全員の合議によって決められます。みんな納得づくだから不満は出ません」

経営理念がない? 上司がいない? 給与はみんなで決める? さっぱり腑に落ちない話だ。武井社長がこう説明する。

「まず、私の解釈ですが、普通の会社には人事的な組織図があり、トップに社長がいて、取締役会があって、以下、本部長、事業部長、課長、係長がいて、平(ひら)がいる。それぞれに責任と役割と給与レンジ(等級・ランク)が振り分けられます。

この組織の中でビジネスを回す上では、一番上に経営理念があって、理念に紐づく経営目標が立てられ、その売上げ目標額は部署ごとに事業ノルマという形で割り振られ、最終的には社員に営業ノルマという形で降りてくる。とにかく上から下へ“因数分解”的に落とし込む形だから、そこに現場が介入する余地はありません。社員があれやりたい、これやりたいと思っても、すでにガチガチに設計されたものだから、『それは来期ね』となる。つまり既存の会社組織は新規事業を生みづらい構造になっている。

また、経営理念は現場をコントロールしやすくするために作られ、理念を落とし込むとミッション、行動指針になり、それらは全て人事考課制度と直結している。だから理念に沿って行動した社員は給与が上がり、外れた社員は給与が下がる構造にもなっています」


ジャンプ50周年展VRはこちら!

連載コラム

Column

連載コラムを見る

Back Number

  • Mar. 5th 2018 no.10
  • Feb. 26th 2O18 no.9
  • Feb. 19th 2O18 no.8
  • Feb.12th 2O18 no.7

 

Gravure Gallery

もっと見る

MOVIE Channel

【動画】鈴木友菜、グラビア界に天使現る。

もっと見る

新刊のお知らせ

  • 小宮有紗『Majestic』
  • 飯豊まりえ『NO GAZPACHO』
  • 『クルマプレイボーイ』
  • 『週プレ グラビアスペシャル増刊 NEW YEAR2018』
  • 馬場ふみか写真集『色っぽょ』

 

プレイボーイコミックス

メルマガ会員&アンケート 2018年No.10