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連載コラム

「水分補給」に見る日本代表の脆弱さ--その重要性とメッシが強烈な印象を残した北京五輪決勝でのシーンとは

[2017年07月10日]

宮澤ミシェル氏の連載コラム、今回のテーマは水分補給

サッカー解説者・宮澤ミシェル氏の連載コラム『フットボールグルマン』がスタート!

現役時代、Jリーグ創設期にジェフ市原(現在のジェフ千葉)でプレー、日本代表に招集されるなど、日本サッカーの発展をつぶさに見てきた生き証人がこれまで経験したこと、現地で取材してきたインパクト大のエピソードを踏まえ、独自視点でサッカーシーンを語る――。

第3回は、水分補給の重要性と日本代表の不安要素について、そこから思い出される北京五輪で見たメッシの強烈な印象とは…。

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今回のテーマは、これから暑くなる日本でサッカーをするには絶対に欠かせない“水分補給”。代表戦はもちろん、高校サッカーなどでも試合が中断するたびに選手が水を飲む光景は現在では当たり前になった。今どき、小さな子どもでも「夏場は水分補給が大切」であることを知っている。

しかし、私が高校生だった1970年代当時、練習中や試合中は「水は飲むな」と指導されていた。もちろん、終わったら水分補給はしっかりしていたが、試合中は飲めない。だから、時には後半に頭が痛くなってくることもあった。今なら、それは熱射病や熱中症だとわかるけど、当時そういう知識がなかった私は「気合いが足りないんだ」と勘違いをして無理をしていた。

あの頃、夏場で最もキツかった練習がグラウンドを同じペースで30周走るトレーニングだった。監督も練習につき合っていられず、助監督に任せてしまうほどの炎天下。そんな暑さの中で走り続けていたら倒れてしまうことは生徒もわかっていた。

だから、グラウンドの隅っこにある草むらをあえて刈らずに、水筒を隠せるようにしておいたんだ。ペットボトルがない時代だから水筒に水を入れてそこに置き、走る集団からひとりずつ抜け出して水を飲んで休んだ。下級生で倒れそうなヤツから先に飲みに行かせてね。

それが監督にバレたら全員正座なんだけど、飲まないで倒れても「ふざけるな!」と監督にドヤされる。だったら飲んだほうがいい。そんな時代だったね。

今は小さい頃からしっかり給水するように指導を受け、Jリーグはもちろん、学生レベルの試合でもピッチ脇に給水ボトルを置くことは常識になった。だけど、アウェーでの試合では十分に給水ボトルがないこともしばしばで、その影響で日本選手の運動量が落ちることもあった。

一方のシンガポール代表は暑さをものともせずに動き回っていたのを覚えている。日本の夏よりもさらに蒸し暑いシンガポールで足が止まってしまったとも考えられるが、暑さ対策はこれからも大きな課題になるだろう。


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