『君の膵臓をたべたい』で主演に抜擢された注目の正統派美少女・浜辺美波ちゃん(16歳)

澄んだ瞳に、屈託のない輝く笑顔--。号泣必至と話題の映画『君の膵臓をたべたい』では、スクリーンいっぱいにそんな浜辺美波の魅力がはじける。

彼女が演じるのは重い膵臓病を患うヒロイン・山内桜良(さくら)。桜良の病を知ってしまったクラスメイトの【僕】と、余命少ない日々を共に過ごす。

「天真爛漫(らんまん)で笑顔が印象的な女のコだから、心の底からの笑顔になるよう演じました。でもそんな日々の中にも、ふと死の恐怖や孤独と向き合う瞬間がある。そういった部分を繊細に表現できればと思いました」

―今回の役柄と美波ちゃんに共通点はありますか?

「私は、誰にでも人気の桜良ちゃんとは真逆です。共感するのは、むしろクラスの中でひとり本を読んでいる【僕】のほう。私も時間があれば読書をしています。歌も好きだけど、最近はひとりカラオケばかりです(笑)」

小4の時に「東宝シンデレラオーディション」に入賞。今、10代の女優の中でも頭ひとつ抜けた存在だ。正統派美少女的ルックスと「何があっても、次の日には忘れられる」というずぶとさを武器に、真の“シンデレラストーリー”を目指す。

(撮影/本田雄士)

●浜辺美波(はまべ・みなみ)2000年8月29日生まれ、石川県出身。身長155㎝。血液型=B型。11年、「東宝シンデレラオーディション」ニュージェネレーション賞受賞。15年、NHK連続テレビ小説『まれ』で注目を集める。9月公開予定の映画『亜人』にも出演

■『君の膵臓をたべたい』主人公の【僕】(北村匠海)は、同級生の山内桜良(浜辺美波)がつづった秘密の日記帳「共病文庫」を拾う。そこには膵臓の病気で命が長くないと書かれていた。桜良の秘密を知った【僕】は彼女が死ぬ前にやりたいことに付き合う。正反対の性格のふたりは心を通わせるが、衝撃の結末が。全国ロードショー公開中