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大ヒットの“瀬戸内レモン味”──ブームの火つけ役は当初、添え物扱いだった?

[2017年08月10日]

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スナック、飲料、麺類、たこ焼き、シュークリームなど続々登場する「瀬戸内レモン味」

このところ、レモン風味の食品が大ブームだ。

それもただのレモンじゃない。ジュースにお茶にそうめん、スナック菓子、即席焼きそば、たこ焼き、さらにはシュークリームまで、「瀬戸内レモン味」と名づけられた商品が続々と登場、飛ぶように売れているという。

爽やかなレモンの酸味は今のシーズンにぴったりだが、この「瀬戸内レモンブーム」の火つけ役といわれているのが、まるか食品(広島県尾道市)の「イカ天瀬戸内れもん味」だ。

そのパンチの効いたレモン味に週プレ編集部でも“中毒者”が続出しているこちらは、2013年12月の販売開始からわずか3年半で900万袋を売った大ヒット商品だ。まるか食品の松枝修平企画課長がこううれしい悲鳴を上げる。

「現在の生産量は月産40万~50万袋。弊社の総売り上げの3割を占めるまでになっています。しかも最近では、中国など海外からも大型の注文が舞い込むようになったため、来年春にはさらなる生産ラインの増設を予定しています」

ただの「レモン味」と比べて、どこか奥深さを感じる「瀬戸内レモン味」。一体、いつ頃から登場したのか?

広島市にある、瀬戸内ブランドを発信する事業を担う「せとうち観光推進機構」に聞いた。

「まるか食品さんがイカ天を出された13年以前にも、瀬戸内レモン味を掲げた商品はありました。ただ、いずれも季節限定、地域限定だったり、すでに生産が終わっているものも。早い段階から瀬戸内レモン味を打ち出し、全国販売して大ヒットしたのは、この商品が最初といえます」

どうやら、この「イカ天瀬戸内れもん味」の大ヒットをきっかけに、他社の参入が相次ぎ、今の瀬戸内レモンブームが生まれたというのだ。

さて、このイカ天。最初こそ強烈な酸味が印象に残るが、ふた口、三口と食べ続けると、あーら不思議、その酸っぱさでイカ天の油が洗い流され、さっぱりとした味わいへと変化していくのだ。次第に手が止まらなくなり、無性にビールが飲みたくなる!


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