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スワローズひと筋47年――知る人ぞ知る、八重樫幸雄“黄金伝説”&本人直撃で愛すべき球団と時代を振り返る!

[2017年08月12日]

日本酒をヤクルトで割った「ストロング八重樫」を飲みながらのゴキゲンなトークショー

日本酒をヤクルトで割った「ストロング八重樫」を飲みながらのゴキゲンなトークショー

―八重樫さんは、オープンスタンスを体得する以前は、一本足打法だったんですよね?

八重樫 入団6年目ですかね。王さんを育てた荒川コーチがヤクルトに来て、半ば強制的に一本足をやらされたんです。荒川さんのご自宅で、パンツ一丁でバット振らされてね。

―それまでずっとスクエアで打ってきて、いきなりやらされて一本足って、できるものですか?

八重樫 それはできましたね。でも、ボールには当たらなかったですけど(笑)。

―ダメじゃないですか。

八重樫 正直、自分に一本足は合わないと思ってたけど、当時はコーチに言われたら「はい」しか言えない時代ですから。でも、打てないから二本足に戻したんですが、一本足のクセがついてしまって、全然、タイミングが合わなくなって。

―要は、フォームをバラバラにされてしまったと。

八重樫 はい。でも、終わってみれば、40歳過ぎまで現役でできたのは、あの頃の練習があったからです。とにかく振り込んだからね。

―で、その後、目が悪くなったために、どんどんオープンスタンスに。

八重樫 神宮のバックスクリーンにコカ・コーラの赤い看板が設置されたんですけど、その頃から背の高い投手のボールが消えるようになったんです。僕はあの看板のせいで乱視になったんですよ(笑)。

―で、眼鏡をかけたと。

八重樫 ええ。でも、当時は眼鏡のフレームが今みたいなノーフレームじゃなかったから、打席でボールがフレームに重なったりして、それでどんどん体が開いていったんです。

―自分でちょっと開きすぎだなと思ったことは?

八重樫 対戦投手によって調整はしたんですよ。アンダースローの投手の時は一番、開いてたかもね(笑)。

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(取材・文/長谷川晶一 写真/下城英悟)


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