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日本は「人身売買国」──イヴァンカ・トランプらの批判に表舞台で反論できるか?

[2017年08月12日]

グローバル化が加速する現在、国際社会では国境をまたいだ未成年の誘拐と人身売買、レイプと強制売春が大問題になっており、欧米の先進国はそれに否応(いやおう)なく向き合っています。日本も明らかにこうした問題の当事国のひとつであるにもかかわらず、なぜ「われ関せず」で独自の性文化を楽しんでいるのか――。これが欧米からの指摘の本質です。

秋葉原に行けば女児のラブドールが当たり前のように売られ、女子高生の制服を着た女のコたちが男性客と腕を組んで歩いている。多くの人が目を覆いたくなるようなアニメのポスターも堂々と貼られている。

テレビをつければ、ティーンのグループアイドルが確信犯的にパンチラ寸前の振り付けで歌い踊る。AV出演強要問題にしても「ほとんどの場合は本人の自由意志だ」と、多くの人がさほど問題意識を持つことなく“見て見ぬふり”を通す…。

この“見て見ぬふり”という日本人やメディアの態度が、欧米人にとって最も理解し難いのです。彼らの目には「日本では公の場で堂々と未成年の性が搾取されている」としか映らない。そうでないなら、きちんと論を立てて反論してみろ――と。

僕個人は、日本のエロ文化はできる限り防衛すべきだし、基本的にセクシャリティは奔放でいいと思っています。ただし当然、そのためにこそ犯罪を許してはならず、「文化」のために誰かが不本意な思いをしてもいけない。

少女アイドルもJKビジネスも、性搾取ではないというなら堂々と論を立てて主張すべきです。うやむやにやり過ごそうとし続ければ、いつか“黒船”が来てすべてお取り壊しになってしまうでしょう。

●Morley Robertson(モーリー・ロバートソン)
1963年生まれ、米ニューヨーク出身。国際ジャーナリスト、ミュージシャン、ラジオDJなど多方面で活躍。フジテレビ系報道番組『ユアタイム』(月~金曜深夜)にニュースコンシェルジュとしてレギュラー出演中。ほかにレギュラーは『ニュースザップ』(BSスカパー!)、『Morley Robertson Show』(block.fm)など


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