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変わりゆく高校野球──部活動の継続率は90%超! 強豪校で野球部員の“やめない化”が進むワケ

[2017年08月12日]

― 1年時から試合にたくさん出場できて、“しごき”もない。これなら確かに、辞める部員が少なくなるのがわかりますね。

田澤「でも、部員100人超ともなれば管理が大変になる。できることなら智弁和歌山みたいに1学年10人程度の少数精鋭でやりたいと本音では考えている監督さんもいるでしょう。でも今は学校経営がそれを許してくれない。少子化の影響で生徒数の確保が難しくなってきている私立校にとって、野球部目当てで入学してくる子は貴重なんですよ。だから入部に制限をかけることを学校側からストップされたりもする。厳しい練習やしごきで部員をやめさせれば、ネットで悪評が立つ恐れもありますしね」

持木「とはいえ、あと数年もすれば高校野球の少子化問題が顕在化するでしょう。これは軟式野球部に限った話ですが、日本中体連によると、01年に約32万人いた中学の野球部員は2015年に約20万人まで激減しています」

田澤「中学の軟式野球部は9人そろわず部として成り立たない学校がすでにたくさん出ていて、地域単位で部員を増やす取り組みに乗り出す例も増えていますね。その代表例が川口市(埼玉)。市内公立中学の軟式野球部の新チームの平均部員数は12人で、“10人以下”のチームが1/4という状況になり、関係者が対策を検討。少しでも入部のハードルを低くしたり親の負担を減らそうと、川口市中体連野球専門部として市内全域の中学校の軟式野球部に対し、“丸刈り強制の禁止”や“保護者のお茶当番廃止”といった変革案を打ちだしました。人口60万の川口市でさえこの状況ですから地方はもっと深刻かと」

― 一方で、昨今の高校野球は一部の強豪校とその他の無名校の戦力格差の問題も指摘されています。その点はどう見ていますか?

持木「今大会の出場校を見ても、聖光学院(今大会、福島代表)が11年連続、作新学院(栃木代表)が7年連続、明徳義塾(高知代表)が8年連続…と甲子園出場校の常連化が進み、地方大会で波乱が起きにくくなっているのは事実です」

田澤「強豪校がどんどん強くなっている象徴のひとつとして、代打本塁打に注目しています。甲子園の歴史の中で代打本塁打数はわずか14本なのですが、その半分は2000年以降、しかも、打っているのは明徳義塾、作新学院、聖光学院など甲子園常連校の選手がほとんどなんですね。甲子園という大舞台で、ベンチを温めていた選手がいきなり代打を命じられてホームランを打つ。要は、強豪校はサブの選手も含めて個のレベルが相当上がっているし、監督も勝利とチーム内競争のために、彼らの力を積極的に活用する戦い方をしているような印象を受けます」


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