週プレNEWS TOP 連載コラム こんな会社で働きたい! 育休・産休を充実、2年休んでもクビにならないランドセルの会社・協和の「子育て100万円プラン」とは

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育休・産休を充実、2年休んでもクビにならないランドセルの会社・協和の「子育て100万円プラン」とは

[2017年08月13日]

社員を大切にする労務管理が高く評価されている協和の実質的な経営者・若松秀夫専務と今春に産休から復帰した営業職の神田仁愛(いね)さん

ニッポンには人を大切にする“ホワイト企業”がまだまだ残っている…。連載『こんな会社で働きたい!』の第10回は、東京・千代田区に本社を構える鞄メーカー・協和だ。

7月某日、取材予定の少し前に協和の本社に到着すると、専務室の皆川京子さんが出迎えてくれた。だがこの数分後、専務の若松秀夫さん(66)へのインタビューが始まると皆川さんは退社した。

聞けば、数年前から家族の看護のため、毎日この時刻には会社を後にするという。

皆川さんは当初、会社を辞めることも考えた。だが若松さんから「辞めずに済む方法があるのなら言ってみて」と促され、「午後に休めれば…」と回答したところ、それが了承された。

取材には1年3ヵ月の産休から今春復職したばかりの課長代理(営業職)・神田仁愛(いね)さんも同席したが、毎日、保育園に子どもを迎えに行くため、退社時間は定時の17時20分より少し早い17時。

他にも、体調不良により10時出社の社員もいる(定時は8時50分)。体に障がいがあり、杖を使う社員はラッシュアワーを避けるため、やはり10時に出社し16時半に退社する。

「一般的に考えれば、秘書が14時にいなくなったり、営業担当者が17時にいなくなるのは会社にはマイナスかもしれません。だがそれを補い合うことで、逆にプラスの側面も生まれると私は思うんです。何よりも大切な人材を失わずに済む。どんなに早く退社しようとも社員には辞めないでほしいんです」(若松専務)

協和は鞄メーカー。特にランドセルは「ふわりぃ」のブランドで知られ、日本では生産第2位のシェアを占めている。若松さんは若松種夫社長の長男であるが、社長の高齢化もあって実質的な会社経営者である。

その若松体制では、家庭的な事情があればその都度考慮し、その社員に合った勤務体系を考える。女性の産休や育児休暇の取得期間は本人次第。離職率はほぼゼロ。リストラもゼロ。残業時間も営業職を除けば月5時間以内。取引先への支払いはすべて現金決済。赤字経営に陥ったこともない。労働時間が短い社員でも正社員の身分は保たれる。

こういった実績が評価され、「社員や顧客や地域を幸せにする」経営に努める企業を表彰する『日本でいちばん大切にしたい会社大賞』で2013年、審査員特別賞を受賞した。

ところが、協和がこうして評価される会社になったのは「ここ10年から15年くらいのこと」(若松専務)。昔は、社員思いの会社ではあったが、サービス残業もあれば、女性の産休や育休取得も数少なかった。

実際、18年前に入社した神田さんも「入社当時、専務は私たちには雲の上の存在で、話し合うなんて考えたこともなかったです。実際はこんなに親しみやすい人だなんて考えてもいなかった(笑)。そして確かに、当時は現在と比べると残業も土日勤務も多くありました。当時、産休と育休を取っていたのは皆川さんだけだったと記憶しています」


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