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ユーチューバー・ヒカルの騒動で大炎上した「VALU」の次は…注目される「タイムバンク」とは?

[2017年08月31日]

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三上氏によればヒカル事件は「詐欺とまでは言えないのでは」とのことだが……(ヒカル氏のVALUページより)

株取引のように“個人の価値”を売買できるネットサービス『VALU』で、“詐欺騒動”が持ち上がった。

そもそもVALUとはどんな仕組みなのか? ITジャーナリストの三上洋(みかみ・よう)氏が言う。

「VALUは個人を企業に見立てた独自の市場です。例えば、ホリエモン(堀江貴文氏)がVALUに上場(参加)すると『彼は有名だし、いろいろなことをやってくれそうだから投資しよう』と考えた人が1VA(株)を買う。そのときホリエモンの1VAが1万円なら、その1万円がホリエモンに入るという仕組みです。ただ、実際の株と違うのは、議決権がないこと。ホリエモンに何か口出しできるわけではありません。ですから、基本的にはその人の活動や将来性にお金をあげるという感覚。それに加えて、『この人は今後、値が上がるんじゃないか』と思って買う人がほとんどだと思います」

そのVALUに上場していた有名ユーチューバーのヒカル氏が、売買をめぐって大炎上したのは8月15日。

「上場している側からすれば、自分の全VAを一気に売り出すと価格が下がるので、少しずつ売ることで価格を高くキープしておくのが一般的なやり方です。しかしヒカル氏はSNSで『明日、大きく動く』と煽(あお)り、多くの人がストップ高で株を買ったその当日午後に、相場より安い価格で全株を一気に売却。当然、彼のVAの価格は暴落し、高値で買った人が大損害を被ってしまいました」(三上氏)

この行為が詐欺に当たるのではないかとの声が上がり、大騒動に発展したわけだ。良くも悪くも大いに注目されたVALUだが、三上氏によれば、この秋にはまた別の注目すべきサービスがスタートするという。

「『タイムバンク』という“個人の時間”を売買するサービスです。例えば、ホリエモンが1時間をある価格で売り出した場合、その1時間を買った人は仕事の相談をしてもいいし、一緒にご飯を食べてもいい。そうした権利をみんなで売買しようというものです。同じ『評価経済』と呼ばれるジャンルでも、VALUが社会的評価という曖昧なものを扱うのに対し、タイムバンクは“時間”という裏打ちがあるので、期待しています」

今度は無事に定着するか、やはりまた事件が起きるか?


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