伊勢シーパラダイスのツメナシカワウソの双子。ツメナシカワウソはアフリカ南部に生息し、国内で9匹しか飼育されていない貴重種

長崎県の対馬で発見されたのは、本当に絶滅種のニホンカワウソだったのか?

発見されれば38年ぶりの快挙となるが、これを受けてジワジワと今世紀最大級のカワウソブームが到来中だ!

その予兆があったのは昨年の11月。愛媛県松山市で開催された「ゆるキャラグランプリ」だった。ここで優勝したのは、高知県須崎(すさき)市のゆるキャラである“しんじょう君”。

須崎市を流れる新荘川(しんじょうがわ)は38年前、最後にニホンカワウソが目撃された場所であり、それにあやかったのが、しんじょう君なのだ。そんな彼は今回の発見報道に 「え。。ちょっと対馬いってくる☆」とツイッターで即反応した。

また、今年4月には三重県伊勢市の「伊勢シーパラダイス」に、双子のツメナシカワウソが誕生。こちらは8月19日より、名前の一般募集がスタートしている。さらに、7月にはカワウソ柄のスリッパまで登場。しかも、これ自立するじゃん!

そんな大バズ中のカワウソですが、実はペットとして飼育することも可能で、そのお値段は1匹60万円以上とか……。

う~ん、スリッパで十分ですっ!

オンラインショップ『YOU+MORE!』で販売中の「自立するカワウソスリッパ」(1950円+税)

(取材・文/直井裕太 写真/伊勢シーパラダイス)