常夏グアムにやってきた! 湿気が強くてカメラが曇っちゃった

さて、前回までのアフリカ縦断編では無事100ヵ国達成したので、ちょっとご褒美に楽ちんな“リゾ旅”してきました。

グアムです!

最近、ミサイルで話題になってしまっているのが悲しいですが、本来はビーチが売りの人々が愛するリゾート地。西太平洋に浮かぶ常夏の楽園です。

普段はバックパックを背負って個人旅行をしている私ですが、グアムなら格安ツアーのほうがお得なのでコロコロを転がして行ってきたよ~♪  …そしたら、なんと!

「私、“普通の旅行”が下手になっていました!」

グアム空港

(1)ESTA(電子ビザ)を持っているのに、入国審査の長蛇の列に並んでしまう  → 無駄な時間。

(2)入国カードを書くボールペンすら持ってなく、周囲の人に「ペンありますか?」攻撃 → これ結構、迷惑。

(3)盗まれる予感がしないので、一瞬だけパスポートをポケットに入れてたらバスに落とす → これはヤバイやつ。完全アウトです。

(4)スマホに夢中でバスに乗り遅れる → 時間の無駄。

(5)買物に夢中で最終バスにも乗り遅れる → タクシー代の無駄な出費。

…とまあ、ボンヤリの極みにより起きた数々のしょーもないミス。これまでの旅はいつも神経張りつめていたけど、“旅の緊張感”を全部アフリカに置いてきてしまったんでしょうかね。

本当に気を抜いてしまうと、こんなことになってしまうんですね。油断ってコワイ。

完全に気が抜けているおのぼりさんと牛。「Carabaos(水牛) on Vavation」という島おこしプロジェクトの一環で、水牛オブジェがあちこちにいました

頭の中がお花畑のマリーシャさん

ガイドブックは持ってません

そんなおのぼりさんレベルのマリーシャですが、ガイドブックは使ってません。ていうか、グアムだし誰も持ってないか。

…と思いきや、ふと周りを見渡すと、あふれる日本人観光客にはガイドブックを持ってる人ばかり! ひとりやふたりではなく、それぞれの手には各出版社のガイドブックが。これにはビックリしました。え? ビックリすることじゃない?

私は旅をしていて、ガイドブックとは未知の場所へ持って行くもので、グアムのような観光地ではもう必要ないのかと思い込んでいました。それに「重いからなるべく持ちたくないじゃないか」とも。

しかし後日、これを父親に話したら「俺は神田に行くにもガイドブックを持っている」と言っていたくらいなので、まあ外国で持っているのは普通なのでしょうね。

友人からは「なんか、ガイドブック買うのも旅行の一環っていうか、それも旅の楽しみのひとつになってるんだよね」と聞いて、そういうもんかと妙に納得しました。

どうやら私は感覚がズレてたみたいです。次は買ってみようかな。ていうか、いつか作ってみたいな、世界一周ガイド。

グアムの夜景

さて、ガイドブックがないのでついついネットの世界を覗くと、政府観光局には「グアムはアメリカ合衆国に属しながらも、その文化や風俗には300年以上続いたスペイン統治時代の香りが色濃く残されています」とありますが、それはあまり感じなかったかな。

とういうのも、グアムで最初に目に入ってきたのは「パチンコトーキョー」とか、カタカナの「チョコレートファクトリー」とか、あとはハングル文字だったから。

第一印象はとにかくアジア色が強く、グアムの伝統料理・チャモロ料理レストランの甘辛ソース味のショートリブも、まるで韓国焼肉みたいに感じちゃった。美味しかったけど。

パチンコにチョコレートショップ。観光客向け?

味千ラーメンの牛

人気チャモロ料理レストランのショートリブ

噂に聞く「オレオの天ぷら」にトライ

それからアジアといえば…実はグアムは意外なことに“ベトナム料理大国”

これは、実はその後ガイドブックもチェックしたけど、なかなか書かれていなかった情報だぜーい! 情報通の友達が美味しいお店を教えてくれたので、行ってきました!

具がギッシリつまった骨太な生春巻き! 甘みのあるスープが体に染みる牛肉のフォー! 久々に食べたベトナム料理、最高に美味です!

これまでの旅では、海外のご飯で困った時には安くて美味しくて安定の味「中華」が常識だったのですが、「グアムではベトナム料理を選んでおけば間違いない」に強く同意なのだ。

生春巻きは外せない

スープがしみる牛肉のフォー

それから、アメリカンなレストランでは前から一度食べてみたいと思っていた「フライドオレオ」にも出逢いました。「オレオの天ぷら」と言われるそのメニューの存在は知ってはいたけど、なかなか狙って食べに行くこともないし、まさかグアムで経験するとは。

サーターアンダギーみたいな見た目の丸い揚げ物+アイスは見るからに甘そうでしたが、口に運ぶと…甘すぎてっ!甘すぎてっ!甘すぎてっ、ツラいよ~。

本当にめまいがするほど甘いのに、普段の貧乏旅のクセ「次いつ食べれるかわからない」が災いして、ついつい3つ全部頬ばってしまった。ううう、気持ち悪い~。

節約旅でもない、食べ物がない国でもない。無理食い、無駄食い、必要ない。なのに…。

やっぱり私、普通の旅行が下手になってる~! そんなことを気付かせてくれた、グアムでした。

甘すぎなオレオのフライ

【This week’s BLUE】道を歩けば牛に当たる。青い牛。モォオオ~!

★旅人マリーシャの世界一周紀行:第160回「ミサイルで狙わないで! グアムで“インスタ映え”するスポットを狙え!?」

●旅人マリーシャ平川真梨子。9月8日生まれ。東京出身。レースクイーンやダンサーなどの経験を経て、SサイズモデルとしてTVやwebなどで活動中。スカパーFOXテレビにてH.I.S.のCMに出演中! バックパックを背負う小さな世界旅行者。オフィシャルブログもチェック! http://ameblo.jp/marysha/ Twitter【marysha98】 instagram【marysha9898】