「今後の安倍首相の動きをしっかり見ていきたい」という凪沙ちゃん

神保町☆女子大生Cafe」第62回。現役女子大生たちが、旬で話題の流行りネタについて言いたい放題のから騒ぎしちゃいます!

安倍首相は9月25日に衆議院の解散を表明。28日には記者会見を行ない、10月22日の投開票に向けて選挙戦がスタートしました。

会見では「北朝鮮の核開発問題に対する対応や子育て世代への投資拡充に向けた消費税の使い道の見直しについて国民へ信を問うため」と説明。

とはいえ、今回のタイミングでの解散は自身の支持率を回復させるため・野党の弱体化を利用するため・森友学園や加計学園に関する問題などをうやむやにするためでは…という見方が大半です。

そこで今回のテーマは、「安倍首相が衆議院解散を表明。記者会見を見て思うことは?」。イマドキのJDたちが政治に関してどれくらい感心があるのか、そして今の安倍政権をどう見ているのか? 早速、聞いてみましょう!

「衆議院解散のニュースを新聞で知った時、とても驚きました。会見では解散の理由を子育てや雇用の問題と言っていたけれど、どうしてこのタイミングなんだろうと疑問に思います。森友問題が解決していないけど、この件はどうなったのでしょうか? 今後の安倍首相の動きをしっかり見ていきたいと思います」(凪沙ちゃん・青山学院大学3年・21歳)

「安倍首相の説明は納得できます! 今、議席を持っている野党の方々が仕事を果たしているかは甚(はなは)だ疑問の残るところ。ここで議員数を増やして様々な課題を進めやすくし、国難を突破するという目的はわかりやすいですよね」(美織ちゃん・亜細亜大学3年・21歳)

「衆議院が解散したことについていいのか悪いのかわからないです。正直、あまり興味がなく、また大人達がゴタゴタ揉めているな…ぐらいにしか気にしていませんでした。すみません…。でも、私ももうすぐ社会に出るのでもっと関心を持たなければならないなとも思っています」(美奈子ちゃん・成城大学 3年・21歳)

「今回の衆議院解散のニュースを見て、安倍総理の説明は少し不透明なところが多いなと感じました。それと同時に自分もちゃんと政治について興味を持って知らなければいけないなとも思っています。これを期にもっと勉強して自分自身も理解していかなければですね!」(ひとみちゃん・明治大学2年・21歳)

「私は納得できます。それは政治家のスキャンダルによる信頼度の低下、また小池都知事の希望の党の立ち上げや合併のニュースを見ていると、やはり今のままでの政権保持はキツく解散するしかないのではないでしょうか。でも、たぶん論点が違いますよね(笑)? だから、これからもっと勉強していかなければと思います」(裕子ちゃん・明治大学3年・22歳)

そこまで反対する意味もない?

「私は解散に賛成です。自信を持って賛成!とは言えないけれど、今の衆議院はスキャンダルも多かったりメディアを通してもあまりいいイメージではありません。なので、ここで新しく立て直すいい機会なのではないかなと思います。それと同時に私ももっと政治に関心を持ち、意見を出せるようにしたいです」(梨央奈ちゃん・青山学院大学2年・21歳)

「この間、TVをつけたら突然、衆議院解散と出てきてびっくりしました。急な解散に納得いかない人も多いと思います。今までの政治の流れなどもちゃんと把握していなく、あまり自分も理解していなかったから、もう少し政治のニュースに関心を持っていきたいと思います」(萌枝乃ちゃん・大妻女子大学2年・20歳)

「私は衆議院が解散することはいいと思います。今、現在でも様々な問題があり世間からいいイメージではないので、そこまで反対する意味もないのかなと思ってしまいます。一度全てを新しく考え直すこともひとつのきっかけとなると思いました。また私ももっと関心を持っていこうと思います」(和美ちゃん・昭和女子大学3年・21歳)

「衆議院解散の報道を聞き、正直びっくりしました。国難突破のためとはいえ、あまり説明もなく他に対処法があったのではないかと理解しきれない部分もありました。自分の理解、知識不足もあると思うのでもっと政治についてニュースを見て勉強しなければと思いました」(真凜ちゃん・國學院大学2年・20歳)

「衆議院の解散についてニュースを観た時に急なことだったし、とても驚きました。解散して新しくスタートをするというふうにも受け取ることはできるけれど、現状をどうすることもできずに解散という方向に逃げたような気もします。今回のことを通してもっと政治について勉強したいと思いました」(奈那ちゃん・東洋大学2年・20歳)

今回の衆議院の解散や安倍首相の記者会見を通じ、政治に対する勉強不足を痛感しているコが多いようです。昨年、選挙権年齢が18歳以上に引き下がり注目されましたが、まだまだ彼女たちには対岸の火事でしかない?

若年層へ向けてSNSを活用している政治家も増えていますが、今後、若い世代にも目を向けてもらえるような政治をめざし、JDたちにも自覚を促すアピールが必要なようです。

(取材協力/株式会社KIRINZ)