週プレNEWS TOP 連載コラム 古賀政経塾!! 菅官房長官が“裏取引”で露骨なメディア封じ? 政権と結託する記者クラブは自殺行為に等しい!

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菅官房長官が“裏取引”で露骨なメディア封じ? 政権と結託する記者クラブは自殺行為に等しい!

[2017年10月07日]

「大手マスコミと権力側のもたれあいの構図が日本の政治を劣化させている大きな原因のひとつ」と批判する古賀茂明氏

最近、めっきりニュースにならなくなった菅官房長官の会見シーン。

これに関し、『週刊プレイボーイ』でコラム「古賀政経塾!!」を連載中の経済産業省元幹部官僚・古賀茂明氏は、菅長官と記者クラブが「裏取引」をしていると批判する。

* * *

『週刊プレイボーイ』41号で、ジリ貧続きの民進党に残された道はもはや解党しかないと書いた。だが、もうひとつ解体すべきものがある。それは「記者クラブ」だ。

記者会見の席上で、東京新聞の望月衣塑子(いそこ)記者が菅義偉官房長官とバトルを繰り広げていることをご存じの読者は多いはずだ。

望月記者は「政権に都合の悪い質問はなるべくしない」という記者クラブの悪(あ)しき慣習に抗い、森友・加計学園スキャンダルなどについて厳しい質問を連発。政府の姿勢を粘り強く問いただしてきた。

そして、この質問攻勢を封じるため、内閣官房は東京新聞に異例のクレーム文を送りつけるなどの圧力を加えてきた。しかし、望月記者はそれでも追及の手を緩めようとはしない。

そこで内閣官房は、菅官房長官の公務が多忙という理由で、記者クラブ(内閣記者会)に時間短縮を要請。9月12日以降の会見からは広報官が「質問は1問で」と発言するなど、露骨な質問封じを講じるようになったのだ。

これによって、菅官房長官の会見シーンはめっきりニュースにならなくなった。掘り下げた質問もできず、長官コメントを垂れ流すだけの空疎な会見ではニュースバリューに欠け、報道されなくなってしまったのだ。

見逃せないのは長官会見を主催する記者クラブの対応だ。これまで長官会見は記者が挙手しているかぎり、続行というのが長年の慣例となっていた。その慣例が一方的に覆されたのだから、記者クラブとしては抗議するのが当然だ。

ところが、そうしない。それどころか、幹事社の記者が自ら広報官と一緒になり、追及を続けようとする記者に「もう、よろしいでしょうか」と質問を遮(さえぎ)ってしまうのである。


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