週プレNEWS TOP ニュース 社会 ホワイト企業研究の第一人者が明かす「社員を幸せにする本当の優良企業3社」

ニュース

ホワイト企業研究の第一人者が明かす「社員を幸せにする本当の優良企業3社」

[2017年10月07日]

オススメ

法政大・坂本光司教授。2010年から「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」を主宰。著書『日本でいちばん大切にしたい会社』シリーズ(5巻)は累計67万部を売り上げた

坂本光司・法政大学大学院教授は、48年にわたって「いい企業」を訪ね続けており、調査・分析をした企業数は現時点で8千社に達している。そこから坂本教授が得た結論、それは「人を幸せにする」ことこそが企業経営の王道であることだ。
 
では、坂本教授が考える「いい企業」=「ホワイト企業」とは?

坂本 「業績がよい」とか「技術力が高い」とかは、実はどうでもよいことだと思います。また「給与が高い」「福利厚生が充実している」「残業が短い」といったことも確かに大切な要素ではありますが、これらの条件を満たしていても、ブラックな企業はたくさんあります。

一番大切なのは、その会社が「人の命と生活」を守っているか否かです。ここで言う「人」とは5つに分かれ、大切にすべき順に、①社員とその家族 ②取引先の社員 ③顧客 ④地域社会 ⑤株主 となります。

―なぜこの順番なのですか? 普通は「顧客第一主義」がどの企業でも基本スタンスだと思うのですが。

坂本 簡単です。会社に大切にされない社員は、顧客に心からのサービス提供などできません。大切にされてこそ、いい仕事をしようと思うものです。そして、取引先企業の社員は“社外社員”と考えなければならない。多くの大企業は、取引先にコストダウンを押しつけていますが、その社員と家族の生活を軽視しているんです。

ランドセル製造で有名な協和(東京都)は、残業時間はほぼゼロ、労災事故ゼロ、不況時でもリストラゼロという会社ですが、取引先とは現金決済を基本にしています。ランドセルが売れない時期は収入が減るけど、製造のための原料仕入れにはコストがかかる。

同業他社が手形を切るなか、協和だけは「取引先の社員を守るため」と現金決済を貫いている。なぜなら、手形が現金化できるのは数ヵ月も先が常だから。でも、そうすることによって協和と取引したいという会社は増えます。それが結果として経営維持につながっているんです。

―“顧客第一主義”で経営が傾いた企業はあるんですか?

坂本 もちろん。例えばある宅配業者は、2時間ごとの配達時間帯を細かく設定したり、夜中でも再配達に応じたりするなど、多数の荷物を引き受けるうちに社員が疲弊し、結果的に遅配や配送ミスなどサービスの質の低下につながりました。


週プレ酒場のCMはこちら!

連載コラム

Column

連載コラムを見る

Back Number

  • Jan.8th 2O18 no.1・2
  • No.52 Dec 25th 2017
  • No.51 Dec 18th 2017
  • No.50 Dec 11th 2017

 

Gravure Gallery

もっと見る

MOVIE Channel

【動画】華村あすか、2017年最高のシンデレラ。

もっと見る

新刊のお知らせ

  • 『乃木坂46×週刊プレイボーイ2017』
  • モーリー・ロバートソン『挑発的ニッポン革命論』
  • 馬場ふみか2018カレンダーブック
  • プロ野球プレイボーイ2017
  • 『伊東紗冶子ファースト写真集 SAYAKO』

 

プレイボーイコミックス

メルマガ会員&アンケート 2017年No.52

ミスグラジャパ!グランプリ選出!! 最終WEB投票受付中!!