週プレNEWS TOP ニュース 社会 ホワイト企業研究の第一人者が明かす「社員を幸せにする本当の優良企業3社」

ニュース

ホワイト企業研究の第一人者が明かす「社員を幸せにする本当の優良企業3社」

[2017年10月07日]

オススメ

坂本 本当の優良企業は社員に決して無理をさせません。長野県の「伊那食品工業」という寒天メーカーは、注文が殺到したときは「社員に残業させられないので」とその注文を断ります。それにもかかわらず、同社は一貫して黒字経営を続けているんです。

「伊那食品工業」で注目すべき点はほかにもあります。同社は、地域住民のために公道に歩道橋を設置したり、工場の敷地からくみ上げる井戸水を地域住民に無料提供しているんです。同社の経営理念は「社員の幸せを通して社会貢献する」ですが、まさにそれを実践しています。

―とはいえ、会社の財政基盤をつくる「株主」が、優先順位の一番最後っていうのは、やっぱり違うのでは?

坂本 いいえ。①~④の順番を守るから業績が上がり、その結果として⑤株主に配当がつくんです。事実、私が見てきた8千社の中で、この“ルール”を守った企業の倒産事例はひとつもありません。むしろ、毎年黒字経営を続けていますよ。

私はそういう企業を毎年表彰する「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の審査委員長を務めていますが、大賞を受賞する会社は最低でも次の5つの条件をクリアしなければなりません。

それは、過去5年間で「リストラゼロ」「黒字経営」「取引先を差別しない」「労災事故ゼロ」「障害者の法定雇用率の遵守」です。これに加え、「残業時間の短さ」や「ノルマがない」ことなども審査項目のプラス材料としています。

―「残業時間が短い」「ノルマがない」に魅力を感じるサラリーマンは多いと思います。ただ、そういう会社って社員が甘えてダラダラしがちというか、業績を伸ばせない会社というイメージがあるんですよね。

坂本 そんなことはありません。ノルマなしでも社員がモチベーションを保ち、業績を伸ばす会社はたくさんある。例えば、家電量販店の「ケーズデンキ」(茨城県)は、業界1位になれば会社は廃れるからと「がんばらない経営」をモットーにしています。

ここは「社員第一主義」に根差し、社員の生活を守るため残業がなく、ノルマも課しません。だから社員は利益率のいい商品を売ろうと躍起にならず、客の欲しいものを丁寧に説明する営業に徹する。これが客の信用を生み、堅実な売り上げにつながっているのです。

★発売中の『週刊プレイボーイ』No.43・創刊51周年記念企画『これから50年後も残したいニッポンの「ホワイト企業」を見つけた!』では、離職率2%台の介護会社から、社長の給料を社員が決めるIT企業まで、人を大切にする“本当の優良企業”の取組みをレポートしています。そちらもぜひお読みください!

(取材・文/樫田秀樹)


『伊東紗冶子ファースト写真集 SAYAKO』発売記念握手会、11月3日、4日(金・土)に東京と大阪で連続開催!

連載コラム

Column

    連載コラムを見る

    Back Number

    • No.44 Oct 30th 2017
    • No.43 Oct 23rd 2017
    • No.42 Oct 16th 2017
    • No.41 Oct 9th 2017

     

    Gravure Gallery

    もっと見る

    MOVIE Channel

    【動画】小宮有紗の時代がやってきた!

    もっと見る

    新刊のお知らせ

    • 馬場ふみか2018カレンダーブック
    • プロ野球プレイボーイ2017
    • 『伊東紗冶子ファースト写真集 SAYAKO』
    • 週プレ グラビアスペシャル増刊 SUMMER2017
    • 馬場ふみか写真集『色っぽょ』

     

    プレイボーイコミックス

    第一回 ミスグラジャパオーディションWeb投票 【予選】

    メルマガ会員&アンケート 2017年No.44

    週刊プレイボーイ増刊号「プロ野球プレイボーイ」2017