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『わろてんか』ヒロイン・葵わかなが選ばれた理由「どんなに大笑いしても、持って生まれた品は崩さない」

[2017年10月09日]

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『わろてんか』ヒロインの葵わかなさん。朝ドラでは約10ヵ月かけて、2千シーンをはるかに超える量の撮影に臨む

朝ドラが人を虜(とりこ)にする理由は、ヒロインの情熱と成長が心を打つから。そんな愛すべきヒロインが、またひとり誕生する―

今月からスタートしたNHK朝ドラ『わろてんか』のヒロインを務める葵わかなさんを直撃した。

* * *

「夢だったひとり暮らし。家具も食器もそろえて、ウキウキして始めてはみたんですけど、いざひとりになると…寂しいものなんですね(笑)」

現在、大阪でひとり暮らしをしながら『わろてんか』の撮影に臨んでいる、葵わかな。一週間のスケジュールは、月曜にリハーサル、火曜から金曜にかけて撮影、土日は番組宣伝をこなすか、何もなければ撮休となる。ハードな収録の合間には、神奈川の実家に戻り、家族と過ごす。

「撮影が始まってから、家族とすごく話すようになりました。特に父と。今まではちょっと邪険にしてたのに(笑)、最近はよく夜中まで話してたりもします。私、ずっとひとりでも平気なタイプだったし、友達もそんなにいなくていいやって思ってた時期もあるんですけど、誰かと一緒にいると実はすごくリラックスできるんだっていうことに、最近気づきました」

朝ドラのオーディションを受けたのは、実は今回で3回目。2378名の候補者の中からヒロイン役を勝ち取った。

「オーディション自体が久々だったので、緊張しました。でも、今回の朝ドラは笑いがテーマと聞いていたので、とにかくやりきることに重点を置いて臨みましたね。演技審査でちょっと変顔を入れてみたり(笑)。ただ、審査する方が全然笑ってくれないんですよ。だから、その場の参加者の間で“なんとか笑わせてやろう”みたいな空気になったのが面白かったです」

今までに演じた役をふり返ってみると、明るいコ、笑いを取るようなタイプは、実はほとんどやってこなかった。片や『わろてんか』のヒロイン・藤岡てんは、明治後期から昭和初期の大阪でお笑いのビジネスを確立した女性。どうして自分が選ばれたのかは、よくわからない。

「もしかしたら、“品”みたいなものが評価されたのかな?と思うんですけど…。私、どんなに悪いコを演じても『なんか上品だよね』って言われることが多いんです。自分ではそこが課題だとずっと思ってたんですが、今回のてんは京都のお嬢さま。どんなに大笑いしても、持って生まれた品は崩さないっていうところが、私のイメージに合ってたのかなと思ってます」


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