週プレNEWS TOP 連載コラム "本"人襲撃 「のび太系男子」はなぜモテる?の答えが、あの元祖“名物キャラクター”にあった

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「のび太系男子」はなぜモテる?の答えが、あの元祖“名物キャラクター”にあった

[2017年10月10日]

「与太郎にはプライドがない。おおらかで許容力があって女性から安心される存在。まずは『下から目線』でもって、バカにされたら受け止めてしまいましょう」と語る立川談慶氏

昨年、注目を浴びた連続ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)の主人公の夫役・津崎平匡(つざき・ひらまさ[星野源])が「のび太系男子」と呼ばれていたのをご存じだろうか。

平匡はイケメンでもなく、キャリアがあるわけでもなく、まして女性との交際経験はゼロだというのに、どこか放っておけないキャラクター。世間では『ドラえもん』に登場する「のび太」に似ていると話題になった。

そんな「のび太系男子」の元祖にあたるキャラクターが落語の世界にいる。「与太郎」だ。「彼のように生きれば女性からモテるし、エリートよりも人生うまくいく」と熱弁するのは落語家・立川談慶(だんけい)氏。慶應大学卒業後、サラリーマンを3年務めて落語家に転職。しかし通常なら3、4年で終わる前座修業が9年半もかかったという。

誰よりもうまくいかない時期の長かった談慶氏が自身の経験から学んだ「与太郎的処世術」をまとめた『なぜ与太郎は頭のいい人よりうまくいくのか』には何が書かれているのか。

* * *

―与太郎は古典落語を代表するバカなキャラクターですが、ずばり彼の魅力はなんでしょう?

談慶 『道具屋』という落語の中で、与太郎は壊れた時計を売るわけですよ。「こんな壊れた時計なんか買っても意味ねぇだろ」って客が怒ったら、「ううん、壊れた時計でも一日に2度は合うよ」って返すんです。壊れた時計にも存在意義を与えて、世の中に役に立たないものはないということを主張する優しさ。与太郎は本当に魅力的なんです。

江戸時代、江戸の町は男女比が7対3と男が多くてなかなか結婚も難しかったわけですが、与太郎はしっかりものの女房を射止めて、尻に敷かれながらもちゃんと円満に暮らしていた。もちろん落語家の発想の中で生まれた架空の人物には違いありませんが、モデルになるような魅力的な人物は結構いたんじゃないですかね。

―与太郎はモテるんですね!

談慶 モテます。与太郎のように生きるためには、いくつかのステップがあるんです。まず、「下から目線」でもって、バカにされたら受け止めてしまうこと。普通だったら、かなりプライドが邪魔すると思うんですよ。でもねぇ、与太郎ってプライドないの。だからとてもおおらかで許容力があって、女性から安心される。そうなるために、最初はたくさん失敗して、プライドの壁を壊しましょう。

―バカにされても笑って受け止める許容力があれば、確かにモテそうですね。

談慶 「下から目線」で許容力がついたら、次は「キャラクターづくり」です。まずは引いてみて、周りに「こいつがいたら、なんだか面白いな」という印象を与えること。その場にいるだけで面白い、存在を許される人っていうのは女性にしてみれば安心感を持つんですよ。

―キーワードは安心感です

談慶 女の人って安心できる男に心を許すわけで、そうして女性とフレンドリーに接しているうちに、周りから「オイ、あいつモテるよ」という評判が立つ。男の言う「モテるやつ」のイメージはまず即物的なんですが、それじゃいけない。まずは一歩踏み出して、長期戦だと思ってやってみてください。


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