ホテルに行った男性の衣服の扱いがすごく丁寧(イラスト/平松昭子)

『週刊プレイボーイ』本誌の人気連載『帰ってきたOL萌え萌え倶楽部 VOL.358』。毎回、旬なお題にOLたちが答えてくれた大アンケートから厳選してお届けしております。

「丁寧男子」なるものが急増しているらしい。アロマや瞑想を好み、やたらと優雅で手の込んだ日々を過ごしたがる人のことらしいが、その生態とは?

●下着をたたむ男先日、ノリでホテルにご一緒した男性、衣服の扱いがすごく丁寧でした。パンツはきれいにたたんで、サイドテーブルの上に置き、スラックスは伸ばされてハンガーに。シャツとジャケットももちろんきっちりハンガーに。まさしく丁寧男子でした。エッチはかなりのワイルド系でしたが。ちなみに翌朝起きたら、脱がされた私の下着もきれいにたたまれてサイドテーブルに置かれていました(笑)。(懐石料理を勉強中の通信・28歳)

●植物に話しかける1ヵ月だけ付き合った元カレの話なんですが、カレの家に泊まると毎朝5時にカレはそっとベッドを出て、育てている植物ひとつひとつにブツブツと話しかけながらお水をあげるんです。その後、ゆっくり丁寧にコーヒーを入れて、私を起こしてくれるというのがお決まりのパターンでした。感性が違いすぎてエッチを13回くらいしただけで別れましたが、いまだにカレが入れてくれたコーヒーだけは恋しい。本当においしかったなぁ。(将来は外国人と結婚をしたい商社・26歳)

●アロマをたく元カレが典型的な丁寧男子でした。紅茶の葉っぱにこだわって、キッチンに10個以上茶葉の缶を並べるなど、萎(な)えるポイントはいくつかあったのですが、特に笑ったのはアロマ。エッチ中の私のノリが悪かったからか、ある日セクシーな気分になるアロマを寝室でたいてくれて。でもその香りが気持ちよくて、私、愛撫(あいぶ)されている間に爆睡しちゃったんです。カレは怒ってそのアロマを捨てちゃったんですが、値段を聞いたらなんと1万3000円だったらしい。丁寧男子って、お金のかけ方がすごい!(カンボジアでのボランティア経験がある人材サービス・27歳)

●エッチの前に瞑想カレが瞑想(めいそう)にドはまり中です。「何も身につけずに瞑想すると本当に気持ちがいい」と力説され、私はエッチ前に全裸で1分ほど瞑想に付き合わされています。シャワーを浴びる→全裸になる→1分瞑想するという流れの後にエッチを始めるわけですが、なんだか「では、始めましょうか」みたいな雰囲気になって、ちょっとヘン。瞑想はリラックスできていいけれど、エッチ前はやめたほうがいいかも。(80年代のブリティッシュロックにハマっている通信・23歳)

大事なことや大事な人には手紙やはがきを送る

●やたらと歩く丁寧男子はやたらと歩きたがる。先日、彼氏候補の銀行員とデートしたときも「毎日ずっとパソコンの前で仕事しているから、五感が鈍っちゃって。今日は散歩しよう」と言われ、目黒から丸の内まで歩かされました。かなりハードでした。足パンパン。しかも、丸の内で食事をした後、「お月さまがきれいだから、帰りもまた歩こうか」って言ってきて。さすがに「酔っぱらってるから」とお断りしました。でも、その人がどんなエッチをするのかには興味津々です。(4つの社会人サークルに加入している薬品・27歳)

●手紙大好きパソコンもiPhoneも持っているけれど、大事なことや大事な人には手書きの手紙やはがきを送ると言っていた取引先の丁寧男子。食事をした翌々日には必ずお礼の手書きはがきが届く。それに対して私が「こちらこそど~もでしたぁ~」と絵文字入りラインで戻す…という流れを6回ほど繰り返したら、誘われなくなりました。(スポーツカーを運転してストレス解消するコンサル・27歳)

●エッチのキメぜりふ合コンで知り合った村上春樹好きの丁寧男子。清潔感があって知的な感じが好印象だったので、2度ほどデートしてエッチをしました。しかも場所はふたりで行った信州旅行中の宿。普通はラブホとかなので、「こいつはデキる!」と心躍ったのですが、残念ながらちょっとエッチが変わってて。挿入されてからしばらく動かないんです。そして「全身でキミを感じてるんだ」というキメぜりふの後に、はぁ~と大きく息を吐いて、突いて突いて突きまくる。旅行中のエッチは全部そんな感じでした。丁寧男子のエッチは私には合わなかったみたいです。(大学時代はチアリーダーだったアパレル・25歳)

はみまんアンケート「周りに丁寧男子がいる」は71%。「丁寧男子と付き合いたい?」に「YES」は43%