プーチン大統領に贈呈された牧羊犬のアラバイは、トルクメニスタン原産のシェパードの一種

トルクメニスタンの大統領が、あろうことか子犬の首をつかんで高々と掲げた瞬間のこと。

愛犬家として知られるロシアのプーチン大統領の顔つきが、即座に“氷の皇帝”のそれに変わった。その心中たるや「キミの国…侵攻するよ」といったところ?

11日、トルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領は、7日に65歳になったプーチン大統領に牧羊犬アラバイの子犬をプレゼント。写真のような不慣れな(?)扱いに、一瞬、顔を曇らせたプーチン大統領だったが、すぐさま「そーじゃなくてっ、こうっ!」と言わんばかりに子犬をそっと抱き締め、穏やかな表情に早変わり。

2010年にはブルガリアからブルガリアン・シェパードが、12年には秋田県から秋田犬の「ゆめ」が贈られるなど、今や世界一コワモテな愛犬家としてその名を轟(とどろ)かすプーチン大統領。

14年、日露首脳会談でその「ゆめ」と共に安倍首相を出迎えた際には、「この犬、たまに噛(か)むから(注意してね)」と渾身(こんしん)のロシアンジョーク。きっと、厳しく厳しく躾(しつ)けたのでしょう。う~ん、おそロシア!

語で“忠実”を意味する「ベルヌイ」と名を呼びキスした その後、プーチン大統領は子犬を抱き、ロシア

(写真/SPUTNIK/時事通信フォト EPA=時事)