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稟議書も会議も時間のムダ!『ギブアップ宣言』で異動? “日本一安いメガネ店”の合理的すぎる経営とは

[2017年11月05日]

株式会社21の平本清相談役。1986年に同社を設立し、全国で100店舗以上のチェーンに育てた

広島市に本社を置く株式会社21が全国に100店以上展開しているメガネチェーンの『メガネ21』。

同社の特徴のひとつは商品の安さにある。創業者のひとりである平本清相談役がこう話す。

「当社の商品の仕入れ原価は75%、粗利益は25%です。利益を極力減らし、すべてのメーカーのブランドを3~5割引で販売しています。

私たちはこの会社を“好きなメガネの仕事を続けたい”一心で設立し、創業以来、社長の年収に上限(1千万円)を設けるなど、徹底した合理化と“丸見え経営”で日本一の安さに挑戦し、お客様と従業員に利益を還元し続けてきました」

顧客と従業員を大切にする経営方針のもと、メガネ21ではパートと社員の“同一労働・同一賃金”を原則にしている。社員には毎月の給与や年4回の賞与に加え、金利15%という社内預金制度で利益を還元。販売ノルマもなく、いきいきと働ける環境も相まって、社員の離職率は1%台をキープしている(前編記事参照)。

では、“丸見え経営”とは何か?

平本相談役に尋ねると、「例えば、コレ…」と手持ちのタブレットを差し出してきた。画面を見ると、そこには広島市内のある店舗の責任者(30代)の給与明細書が表示されていた。『基本給22万円、残業手当5万5千円、総支給額27万5千円』。社員の給与明細を公開して大丈夫なのだろうか…?

「当社の大原則は、すべての情報をオープンにすること。これに尽きます。人事、経理に関する話も全部オープン。店の売上げから個々の社員の給与額、賞与額に至るまで、個人情報保護などの問題に抵触しない限り、あらゆる内容を社内ウェブで公開し、会社に関わる人間なら誰でも見られる状態にしています」

―会社の全情報を公開する目的は?

「経費の節減がひとつ。給与明細書を発行している会社は多いと思いますが、個人に渡す明細を発行して、印刷し、各店舗に郵送すれば。それだけお金がかかる。まして、個人情報として隠さなければならない部分を隠そうとすれば特殊な紙や封筒が必要となり、それにまた余計な費用がかかります。だから、21ではこうした費用をカットし、すべてウェブに公開することにしました」

―社内限定とはいえ、自分の給与額がウェブで公開されているというのはいい気がしない。中には「隠してほしい」という社員もいるのでは?

「そこは考え方次第でしょう。その“隠すための費用”を使うことで自分の給料が少なくなったり、デフレの波に対応できなかったり、ライバルとの価格競争に敗れ、会社が倒産してしまっていいのでしょうか? 『それでもいいから情報を隠してほしい』と社員みんなが言うなら、私はすぐにでもそうします。しかし、実際にはそんなことを言う人はウチにはいません。情報をオープンにすることで経費が削減され、会社の経営が安定し、自分の給料が増えるなら、誰だってそのほうがいいのです」

そのため、今や他社を知らない新入社員の中には「給与は社内で公開するのが世の中の常識」とすら思っている人も少ないという。


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