もちもちのGカップグラドル・園都ちゃん

食欲の秋、真っ盛り! 美味しいものを食べ歩きするのも楽しいけれど、一品にこだわった専門店で極上の一食を堪能するのも悪くないのでは? というわけで、そんな特別な店舗をご紹介!

まず最初に訪れたのは、東京・新橋のニュー新橋ビル地下1階にある"憩いの地下街・味な店"の一角にある「チャーハン王」。サラリーマンの聖地・新橋という場所柄、平日は出勤前やランチに訪れるOLやサラリーマンがメインで、休日は家族連れが多いという。

こちらで提供しているのは、その名の通り、チャーハンに鶏スープを付けた「チャー王セット」(¥980)のみ。その他でメニューに載っているのは、サイドメニューの酢モツ(¥300)、ピリ辛もやし(¥100)、辛子高菜(¥100)だけという、なんとも潔いメニュー構成。早速、そのこだわりっぷりを聞いてみよう!

そもそも、なぜチャーハン専門店を開こうと?

実は、最初からチャーハン専門店を開こうとしたわけではないんです。オーナーの黒瀧将史(くろたきしょうじ)は戦略コンサルティング会社出身。その経験を活かして、全国展開できる飲食店を開こうと思っていた時に出会ったのが、『たんか』の"チャーハン"でした」と店員の我妻雄大郎(わがつま・ゆうたろう)さんは語る。

『たんか』とは、福岡天神地区の食べログNo.1である牛タン店のこと。黒瀧氏は創業時にコンサルタントとして関わっていたそうで、そのサイドメニューとして提供していた「がんこおやじの炒飯」というチャーハンが人気を集めるように。その美味しさに感銘を受け、チャーハンを主役にした店舗を展開することにしたそう。

そのような縁があって『たんか』で提供していたチャーハンの味付けや調理法を受け継がせてもらうことになりました。とはいえ、東京には無数の飲食店が…。いろいろなメニューを並べるお店もいいけれど、何かに特化していないと、すぐに埋もれてしまいますよね。だったら、チャーハンの美味しさにとことんこだわった店にしようと、"チャーハン専門店"として勝負することにしたんです

福岡の「たんか」から牛ペーストなどの材料を提供してもらっているが、福岡の本家では、呑んだあとの〆としてなので、しっかりとした味わい。一方、『チャーハン王』では、年齢、性別問わず、毎日でも食べ飽きないように、あっさりとした味わいにしている。

チャーハンに鶏スープを付けた「チャー王セット」(¥980)

ひとつのメニューに絞って、味をとことん追及!

チャーハン王は、JR新橋駅より徒歩1分

ひとつのメニューに絞れば、味をとことん追及することができるんです。だから、食材・調味料・サイドメニューのスープまで、徹底してこだわりました

そのこだわりっぷりがすごい。なんと、食材のほとんどは九州から直接取り寄せ、さらにチャーハンの味の決め手のペーストは3日かけて仕込みを行なうという。

素材すべてにこだわっています。まずはお米。長野県産のコシヒカリをベースにしたオリジナルのブレンド米です。また、野菜と九州産の黒毛和牛をペースト状にし、チャーハンに味が満遍なくいきわたるようにしました。調理時に使用しているラードは、チャーハン王のために作ってもらったもので、『みやじ豚』という農林水産大臣賞を受賞した豚を使用しています

さらに、サイドメニューの鶏スープは、厳選された鶏を2日間かけて煮込んだもの。丁寧に処理をしているので、くさみもなく旨味だけが抽出されていて、チャーハンと食べた時に最高の組み合わせになるように作られている。

…と、話を聞いてる間に味が気になり過ぎて、お腹が鳴ってしまった…! もう我慢できないので、ここからはお待たせ! "第二の壇蜜"こと、Gカップグラドルの園都(その・みやこ)ちゃんに食レポしてもらいましょう。

料理が好きで、普段から自分でチャーハンも作っているという彼女。「いつも余りものを入れてるから、イマイチ美味しくできないんですよね。専門店ということで、普通の味と何が違うのがすごく気になります!

とのことだが、実際に食べてみた感想は? フウフウする顔がなんだかセクシーですけど(笑)。

うん、甘みはあるのに脂っこくなくて美味しい! パラパラしながらもふっくらとした食感が絶妙です。噛(か)めば噛むほど旨みが増すから、どんどん食べれちゃう

あふれる美味しさに恍惚(こうこつ)の表情を浮かべ、チャーハンを口に運ぶ。あっという間に半分ほど平らげた彼女に店員さんが勧めたのは、卓上にある“にんにくエキス”入りの特製タレ(酢醤油)。スプーン一杯かけるだけで、味がまるっと変わるそう。都ちゃん、そのお味は?

一人前でも物足りない!

なんか、感動のあまりウルウルしてきてる!? なんだか未亡人の哀愁を感じるのは記者だけ?? 全部、演技だったらスゴいですよ~。

確かに、味が全然違いますね。ニンニクのワイルドな風味がベースにあり、先にお醤油の甘みがきて、後味に酢のツンとしか感じが残る…でもチャーハン本来の美味しさは残ってます。こっちはこっちですっごい美味しい! ひとつのチャーハンで二度楽しめるのは嬉しいですね!

卓上には特製タレ(酢醤油)のほか、塩と特製ラー油もあるため、自分好みの味にカスタマイズすることもできる。辛いもの好きな都ちゃんは、特製タレを少なめ×ラー油多めがお気に入りとのこと。

ちなみに、お店が推奨している美味しい食べ方はこちら。

1、はじめに鶏スープを一口飲む 2、チャーハンに調味料をつけず、そのまま食べる 3、半分までは、チャーハンとスープの相性を楽しむ 4、特製タレをスプーン一杯分かけて食べる 5、特製タレ付きのチャーハンをスープと一緒に食べる

初めて訪れる方は、ぜひチャレンジしていただきたい。

見た目がシンプルなので、最初は『ん?』と思ったけど、ひと口食べて、その人気に納得しました。小さいお子さんから味の肥えたサラリーマンの方まで楽しめる味。常連さんが多いのもわかります

一人前でも物足りない!」と話す都ちゃんでしたが、食材にこだわっているため、一日限定150食。絶品チャーハンを堪能したい方は、早めの時間帯に来店するのがオススメだ。

●もちもちグラドル・園都ちゃんと食レポ! 死ぬまでに行きたい〇〇専門店ー生姜焼き編ー

 

(取材・文/三崎りの 撮影/松井秀樹)

サイドメニューの鶏スープは、厳選された鶏を2日間かけて煮込んだもの

■園都(その・みやこ)1992年11月5日生まれの24歳。徳島県出身。スリーサイズ:T154/B90/W61/H88 『佳代子の部屋』(フジテレビ系)レギュラー出演中。最新DVD『秘密の園』が9月22日に発売されたばかり。公式ツイッターもチェック(@sono_miyako)

■チャーハン王〒105-0004 東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル地下1F JR新橋駅より徒歩1分 http://www.cya-ou.jp/