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昭和の出会い系“ロマン枠”――さらばテレクラ、黄金伝説&絶滅寸前ルポ【後編】

[2017年11月12日]

絶滅寸前のテレクラに、本誌記者が10年ぶりに出撃してみると…

見ず知らずの男女が出会いを求めて一本の電話でつながる――90年代に流行し、一時代を築いたテレクラが今、絶滅の危機に瀕(ひん)している。

かつては男のロマンにあふれていたテレクラは今、どうなっているのか? 前編に続き、レポートする!

■“神様”と呼ばれた早取りの天才

ヤる・ヤラないのボーダーラインをたゆたいながら、男たちはテレクラで人生に必要なものを学び、大人の男へ成長していった。

「会社に入ったばかりの新人時代、営業の“研修”と称して強制的に行かされたのがテレクラでした。話を聞くのはセールスマンの基本。聞きながら自分の要望をのんでもらうというトークの技術を学ばせてもらいました」(50代・営業部長)

「上京したばかりで、誰も友達がいなかった頃。テレクラで出会った50代のおばさんが、死んだ母親にどことなく面影が似ていたんです。肉体関係はなかったですが、よく、ご飯を食べさせてもらってました。今でも東京の母として年賀状のやりとりをしています」(40代・会社員)

やがて、各地方ごとに“達人”と呼ばれるスゴ腕のプレイヤーが登場し、半ば都市伝説化することも。

「関西に“神様”と呼ばれる早取りの天才がいました。彼は、“感覚でコールが来るのがわかる”らしく、音が鳴る直前に受話器を上げるので、彼と一緒だと誰もかなわない。ある種の超能力者だと、周囲から敬われていましたね」(風俗ライター)

「当時はいろんな町に“コールを取れば100%やれる”という“伝説のヤリマン”が必ずいました。私の地元にも○ミという持田真樹風の美少女がいて、待ち合わせ場所は決まって同じラブホテルの前。即アポ即ハメが当たり前で、セックスもひと晩中ねちっこく攻められる。ただ、一度寝た男とは寝ないという信念を持っているらしく、テレクラで1千人斬りを達成して引退したらしいです」(風俗ライター・K氏)

「当時はエロ本で活躍するテレクラライターの方もたくさんいましたが、なかでも高名なのは、寝たきりの母親を抱えながら亡くなってしまったSさん。彼の死後、テレクラで出会った女性が彼の母親の介護を続けたとか。氏の人柄と共に、業界の伝説になっています」(元M出版編集者)


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