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欧州遠征後のEAFF E-1サッカー選手権に注目すべき理由。代表の底上げに招集されるのは?

[2017年11月13日]

宮澤ミシェルが日本代表の今後の強化について考察

サッカー解説者・宮澤ミシェル氏の連載コラム『フットボールグルマン』第21回。

現役時代、Jリーグ創設期にジェフ市原(現在のジェフ千葉)でプレー、日本代表に招集されるなど、日本サッカーの発展をつぶさに見てきた生き証人がこれまで経験したこと、現地で取材してきたインパクト大のエピソードを踏まえ、独自視点でサッカーシーンを語る――。

今回のテーマは、10日にブラジル代表と親善試合を行ない、惨敗してしまった日本代表について。14日のベルギー戦後、W杯までにチームを強化する機会が限られる中、今後、どのようなプランが考えられるのか。

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またしてもハリルホジッチ監督には驚かされたね。FIFAランク2位のブラジル、5位のベルギーとのテストマッチにまさか本田圭佑、香川真司、岡崎慎司を招集しないとは予想もしていなかった。

ブラジル戦は1−3で敗れて、日本代表にとって苦しい展開になったけど、ヨーロッパでやるとはいえ、彼ら3人の調子がようやく上向いてきた時に代表に呼んでまた調子を落としたり、クラブでポジションを失ったりすることを避けたかったのだろう。だから、今回は呼ばなかったけど、決して3選手を不要だとは思ってはいないはずだ。

3選手ともポッと出てきたばかりの新戦力ではない。これまで日本代表の中心だったわけだから、コンディションが良ければどんなプレーができるのかわかっているし、連携面なども大丈夫。新しい選手との連携を煮詰める時間は、W杯前の合宿もある。だからこそ、ハリルは目の前にある強豪国とのテストマッチよりも、彼らには今はクラブでトップパフォーマンスを発揮させることを優先させたのだと思うよ。

ただ、そうは言っても、ブラジルとベルギーを相手に、調子が上がっている本田や香川がどんなプレーをするのか見たかったのが正直な気持ちだ。

やっぱりハリルホジッチ監督という人の本質は、裏表がないのだろうね。会見で「ああだ、こうだ」と理屈をこね回すのは、あれはフランスに長く住んでいるヨーロッパ人だから。私は父がフランス人だからよくわかる。何か意見を言うと「ノン、ノン、ノン」と否定から話を始めるくせに、最終的にはこっちの意見と何も変わらない。日本人からすると面倒臭いけど、そういう文化で生きている人だと理解するとわかりやすい。

今回の欧州遠征では、浦和からGKの西川周作、DFの槙野智章、MFから遠藤航と長澤和輝、FWの興梠慎三が呼ばれたけど、これもハリルホジッチ監督の性格がよく表われていると思う。

浦和は11月18日にアウェーのサウジアラビアでACL決勝の第1戦が控えているのに5選手も招集したわけだが、これは浦和がACL決勝を制すると12月からモロッコで開催されるクラブワールドカップに出場することになり、そうすると日程が重なる日本代表のEAFF E-1サッカー選手権で浦和の選手を招集できないからという考え方もある。

ただ、今回5人を招集した理由は、それよりもフッキやオスカルというレベルの高い選手を揃える上海上港戦で見せた浦和の選手のパフォーマンスに、ハリルホジッチ監督が単純に感動したからだろう。


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