週プレで初グラビアを披露するや、たちまち注目を浴びた大原優乃ちゃん

今年6月、週プレで初グラビアを披露するや、たちまち注目を浴びた元Dream5の大原優乃ちゃん。

今やマンガ誌などのグラビアにも引っ張りだこ、満を持して発売中の『週刊プレイボーイ』49号で表紙を飾ってくれた。グラビア界を席巻する今の心境は?

■撮影後、謎のキャラ、タオルマンに変身!?

―Dream5時代は『NHK紅白歌合戦』のステージに立つなど、同世代を中心に絶大な人気を獲得。そして今は、グラビアファンから熱視線を送られるようになりました。

大原 初めて週プレさんのグラビアに出させてもらったとき、何も反響がなかったらどうしようって心配だったんです。それがこうして表紙を飾れる日が来るだなんて! 今年一番うれしいです。週プレさんって、私の中では「グラビア界の紅白」みたいなものですから。

―ありがとうございます(笑)。今回のロケ地はサイパンだったそうですね。

大原 はい。今まで撮影に行った場所のなかで、海も空も一番キレイでした。サイパンに到着した日、巻頭グラビアの最終ページにある夕暮れのシーンを撮影したんですけど、薄い水色の空が見る見るうちに赤く染まっていったんです。その様子を見ていたら、胸がジーンと熱くなって。すてきな風景をひとり占めしてる感じがしたんですよね。

―ラストカットを見ると、目が少し潤(うる)んでいるような…。ほかに好きなカットは?

大原 7ページ目の白い水着ですね。ほら、ちょっと大人っぽいじゃないですか(笑)。私もこんな顔ができるんだって、写真を見てうれしくなりました。

―大原さんのツイッターを見ていたら、タオルにくるまれたロケ中の写真とともに、「タオルマン」っていうつぶやきがありました。どういう状況!?

大原 私、鹿児島県出身ということもあって、日焼けに対して結構、無頓着なんですよね。そんな姿を見かねてか、スタイリストさんが「日焼けしないように」ってバスタオルで全身をくるんでくれたんです。で、そんな自分の姿を鏡越しに見たら、なんだか面白くなっちゃって。スタッフさんたちと「タオルマンだ」って言いながら、楽しんでいたんです(笑)。

―ほのぼのした現場ですね。今回、タイトルが「きらめけ!南国少女」だったけど、それなら「きらめけ!タオルマン」のほうがよかったかも。

大原 あははは。確かに! でも、せっかく担当編集さんがつけてくださったので、「タオルマン」じゃなくて「南国少女」でいきます。これから、そう呼んでください!

実は、自転車に乗れないんです

―話は変わりますが、優乃ちゃんが芸能界デビューしたキッカケって『天才てれびくんMAX』(現NHK Eテレ)の音楽企画オーディションだったんですよね?

大原 はい。3歳からダンスを習っていたのと、てれび戦士に憧れていたので応募しました。なんとか合格することができて、その後Dream5を結成することになったんです。

―デビュー時はメンバー最年少の10歳でしょ。年上ばかりで気後れしたんじゃない?

大原 デビュー前に通っていたダンススクールも年上の人が多かったのですぐになじめましたが、ほかのメンバーは全員年上。一緒にダンスをするには体力的にキツくて、練習についていけず、いつも悔し泣きしてました。

―負けず嫌いなんですね。優乃ちゃんは現在、グラビアのほかに舞台を中心に活躍中。Dream5でステージ慣れしているし、当時の経験が生きてるんじゃない?

大原 いや、お芝居は難しくて、まだまだ勉強中です。ただ、11月22日から公演が始まる舞台『不思議の国のカンタータ~泣き声混じりの空想歌~』はすごく楽しみなんです。私はアイドル役を演じるのですが、30分間にも及ぶライブシーンがあって、1曲フルに踊るんですよ。ここでは昔の経験がすごく生きています。踊るのが大好きだから、ステージに立つのが本当にうれしいんですよ。

■実は私、自転車に乗れないんです

―今も地元・鹿児島県の高校に通っているんですよね。学業との両立は大変じゃない?

大原 大変っていうことはないのですが、最近は仕事が忙しくて学校に行けていなくて。同級生が送ってくれる写真を見て元気をもらってます。同級生からは妹みたいにイジられているんですけどね(笑)。

―勉強は得意?

大原 暗記が得意で、国語と社会が好きです

―体育も成績が良さそう。

大原 それがなんというか、短距離が少し速いくらいで体力テストはCランク。あと私、自転車に乗れなくて…。

―それは意外な弱点! 地元にいると不便でしょ!?

大原 そうなんです。お母さんに「坂道が多くて危ないから自転車には乗らないで」って言われていて。東京は自転車で移動すると便利そうだから、頑張って練習しようと思っています。

手をつなぐのは・・・

―最後に、好きな男性のタイプを教えてください!

大原 えーっ! 私、女子クラスだから、男のコと知り合う機会がほとんどなくて、本当にそういうことを考えたことがないんです(笑)。うーん、引っ張ってくれる人がいいかなぁ。私、優柔不断すぎて、外食するときにメニューを選べないし、洋服を買いに行ってもお母さんに相談するし。

―もしボーイフレンドとデートに行くことになっても、どこでもいいって言っちゃう?

大原 そうですね。それか映画館がいいって言います。映画館なら、しゃべらなくて済むじゃないですか…(真っ赤)。

―いやいやいや(笑)。そんなに恥ずかしがり屋だと、手もつなげないですよね。

大原 手をつなぐ? 1回目のデートで!?

―じゃあ、何回目ならいい?

大原 3回目くらいですかね。きゃー!(さらに真っ赤に)

―そのリアクション、最高に初々しいです(笑)。将来の夢はなんでしょう?

大原 私、有村架純さんに憧れていて、見ているだけで温かな気持ちにさせてくれる女優さんになりたいです。そのためにもやれることをひとつひとつ頑張っていきたいですね。

(取材・文/大野智己)

●大原優乃の表紙&巻頭グラビアは『週刊プレイボーイ』49号(11月20日発売)に掲載。今一番、愛らしい南国少女の魅力を是非ご覧ください!