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自民党がやっていることは朽ち果てゆく日本の“延命治療”――だが野党もメディアも、誰も現実を見ていない!

[2017年11月25日]

「確かなことは自民党も野党も、そしてメディアも、誰も現実を見ようとしていない」と批判するモーリー氏

『週刊プレイボーイ』本誌で「モーリー・ロバートソンの挑発的ニッポン革命計画」を連載中の国際ジャーナリスト、モーリー・ロバートソンが、衆院選におけるメディアの報道姿勢について語る!

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衆院選の投票が締め切られた10月22日午後8時、マスメディアは一斉に総括を始めました――まるで人ごとであるかのように。しかし、本当に総括すべき問題のひとつはメディア自身の「姿勢」だったのではないかと僕は感じています。

衆議院が解散した9月末、メディアをジャックしたのは希望の党であり、小池百合子代表でした。小池代表は結党直後、まるで絨毯(じゅうたん)爆撃のようにテレビ各局に生出演。

しかも、各局に与えられた時間はだいたい5分ずつ。僕もあの日、ある報道番組の現場にいましたが、なぜこの人をそこまで“アイドル扱い”するのか不思議で仕方ありませんでした。他局と同じようなことを5分間フリーハンドで言わせておしまい…これではただのバナー広告です。もちろん、マスメディアをハッキングする小池さんの手腕や資質は特筆すべきものですが、メディアが自らそこに迎合していいんでしょうか。

こうして一瞬の“お祭り”が終わると、今度は各メディアがそれぞれの立ち位置に戻り、おのおの勝手に希望の党を“見たいように見る”ことに終始します。ある保守系メディアは「第2民進党」と言い、ある左派系メディアは「自民党の補完勢力」「大政翼賛会」などと言いたてる。

それぞれのメディアが多少の“味つけ”をするのは習性として仕方ないことかもしれませんが、ここまで客観性を失った報道はもはやジャーナリズムの範疇(はんちゅう)にはありません。

その後、ドラマチックに立憲民主党が結成されてからの、リベラル系メディアの応援ぶりも異様なものでした。枝野幸男代表を持ち上げるだけ持ち上げ、「これは権力的な民主主義と、草の根からの民主主義の戦いだ」との言葉を無批判に垂れ流す。しかし、“草の根からの民主主義”って、一体なんですか?


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