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“現代の魔法使い”落合陽一×「OTON GLASS」開発者・島影圭佑「多様性としてテクノロジーで支えられる社会を考える」

[2017年11月29日]

筑波大学で講義をする落合陽一(右)と島影圭佑(左)

『情熱大陸』出演で話題沸騰、“現代の魔法使い”落合陽一が主宰する「未来教室」。『週刊プレイボーイ』本誌で短期集中連載中、最先端の異才が集う筑波大学の最強講義を独占公開!

普通の眼鏡と同じように顔につけ、読みたい文字を見ながらボタンを押す。すると書かれていることを音読して聞かせてくれる。さらに、外国語なら翻訳も可能。今回のゲスト・島影圭佑が開発した「OTON GLASS(オトングラス)」は、そんなウェアラブルデバイスだ。

彼がOTON GLASSの開発を始めたのは、プロダクトデザインを学んでいた大学在学中の2012年。父親が失読症になったことがきっかけだった。その後、商品化のために会社を起こし、試行錯誤を重ねる過程で島影は「新しいデバイスを受け入れる社会自体をデザインする」ことに取り組むようになっていく。前編記事に続き、OTON GLASSを通して見える未来の社会とは――。

* * *

島影 根本的な欲望がなんなのかっていうことですね。例えばOTON GLASSの場合、これをつくる以外にも、視覚障害や識字障害の方を助ける方法っていろいろありますよね。だけど自分ができることで、一番パフォーマンスが出るのはやっぱりモノをつくることだと思っていて。

それも、自分の射程のなかから飛び出す創作行為をやりたい。OTON GLASSみたいな製品は普通、デザイナーやクリエイターは手を出さないでしょう。(普段の仕事から)距離がありますから。でも、それをあえてやることによって、今までのクリエイター像にないクリエイターに自分を更新する。そうすると景色が変わってくる。気持ちよさを感じるのはそこですね。

落合 それねえ。自分が手を出さない射程を探して、俺、気がついたら『サンジャポ』に出て芸人になってんですよ。そこでは専門性は1ミリも通じない。

島影 (笑)。僕の方からもお聞きしたいんですが、現在の落合さんの、「作品」というものの定義はどうなってますか? 落合さんの活動を見てると、製品として出そうとしてるものとか、研究のアクティビティ自体を作品という形にしているのかなというイメージなんですけど、どうでしょう。

落合 自分の中のツボとやっていることが合った時しか、俺は作品としてやらないんです。メディアでは作品として紹介されちゃうけど、自分ではめったに言わないですね。メディアは雑なんで、メディアアーティストがつくるものは全部作品、大学の先生がつくるものは全部研究だと思ってる。だから雑なメディアに僕が出てくると、全部作品か全部研究で紹介されて、それ見て「2ちゃんねる」が燃えたり、もしくはツイッターが燃えたりしてる。僕はそれを「何言ってんだ」って見てます。おもしろーって。

島影さんの作品、『日本沈没』と『日本以外全部沈没』を合わせるって話、めっちゃ面白かった。これって中国が歩んでる歴史と一緒で、「旧中国」「新中国」「脱中国」。「超中国」だけあんまりないかな。


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