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首相が交代して幸せを感じる人がいても、その幸せは長続きしない?

[2017年11月29日]

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自民党は「国難突破」と言いながらも、提示しているのは「現状維持案」だと語るモーリー氏

『週刊プレイボーイ』本誌で「モーリー・ロバートソンの挑発的ニッポン革命計画」を連載中の国際ジャーナリスト、モーリー・ロバートソンが、自民党がやっている日本の“延命治療”について語る!

* * *

前回配信記事の最後で、自民党がこれまでやってきたこと、そして今回の衆院選で掲げた公約の多くは、日本の現状を打開する本質的な施策ではなく“延命治療”にすぎない、と述べました。その点についてもう少し掘り下げてみましょう。

例えば、「消費増税分を子育て支援に回す」という話。もちろんやらないよりはやったほうがいいでしょう。ただ、実際には少子化問題の構造は相当複雑かつ深刻です。あえて厳しい言い方をしますが、皆さん、本当にこの程度のことで「子供を産みやすくなる」「少子化は解決へ向かう」と思いますか?

あるいは、「自衛隊を憲法9条に書き加えるだけ」の消極的な改憲案もそうです。自衛隊の存在を憲法で認めるかどうかという、外国から見ればまったくわけがわからない議論に終止符を打つことにはひとつの意味があるのかもしれませんが、それで何かが打開できるわけでもない。あくまでも現状を追認しましょう、というだけの話にすぎません。

つまり自民党は「国難突破」と言いながらも、提示しているのは「現状維持案」なのです。今日と同じ明日が永遠に続いてほしい、という切なる(しかし現実的ではない)願いを抱く人々に向かって、「これだけは食べましょうね」と説得しながら、元の形がわからなくなるほど煮込み、栄養価も大半が失われた流動食を与えているようなものでしょう。

では、それに対して野党は何を国民に提示したかといえば、残念ながら突き詰めれば「反安倍」という点で熱くなっていただけでした。


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