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旅人マリーシャの世界一周紀行:第165回「キルギスで羊を一頭買い! “ナイフ1本でさばけない男は認められない”世界で考えたこと」

[2017年12月07日]

カレーを食べるインド人グループを横目に、まさかこんなところでモツ鍋が食べられると思わず、寒い夜にすするスープはひときわ身体にしみてウマイ。さらにはキムチのような白菜の漬物を出されて驚いたが、中央アジアには韓国系住民も多く、バザールなどではキムチが普通に売られているそうだ。

またキルギスもイスラム教徒がほとんどの国だが、やはりここも戒律は緩く、その辺でお酒が売られている。私たちがビールを乾杯すると同時に、近所のモスクからアザーン(お祈り)が流れてきたのが、これまたなんとも不思議な気分であった。

「一体、私はどこにいるのだろうか…」

モスク

モスク

そして夜が更けてくると、日本人男子のボーイズトークが弾み「恥ずかしながら」と言いつつも「秘密のキルギスナイトライフ」が赤裸々に暴かれた。

「キルギスにはサウナがあってね。この間、男ふたりで行ったのよ。サウナの後、椅子で休んでたら次々と女のコが現れて、俺らの所に来るんだよ。『ニェット! ニェット!(No! No!)』ってあしらってたんだけど、何人目かにロシア系の顔した超カワイイ小柄のコが現れてさ。思わず俺たちは立ち上がったよね…! って、いやいや女子がいるのにこんな話、ゴメン!」

なかなか女子旅人が知る由もない体験もあるものだなぁと興味津々に聞きながらも、白い目で見ておくことにした。

サウナ。一見普通の家という感じだが、看板はあるようだ

こちらがサウナの入り口だそう。一見、普通の家という感じだが、看板はあるようだ

また、ナンパが成功してキルギス女子と2対2でカラオケをしたこともあるんだとか。キルギスで何を歌うの?って感じだけれど、主にお酒を飲んで遊んでいたらしい。ひとりはキルギス女子に気に入られ、この街に残るように請われたそうだが、「アイアムトラベラー(俺は旅人だから)」とキメ台詞を残して去ったそうだ。

「なんとも、カッコイイお話で(笑)!」と、これには旅人一同、大爆笑だった。

翌日、私が外で早めの夕飯を済ませて帰ってくると、その日もまたシェア飯が待っていた。「今日はラム肉買ってBBQしようぜ! 500gくらい買おうか!」

私はとりあえず買物だけ一緒にと夜道をみんなの背中について行くと、宿近くの羊の看板のある店の大きな鉄の扉をノック。ギギギ…と怪しくドアが開くと、そこは家庭のガレージのような場所。そして奥へ進むと庭があり、小屋の中には黒い羊が2匹…。

え? もしかして切り身では売ってないの? 全員が驚き、躊躇(ちゅうちょ)…。そこは精肉店ではなく、どうやら家族経営の羊一頭売りの屠畜場であった。

「一頭5千ソム(約8千円)だよ。さばき代は400ソム(約640円)だ。どちらの羊にするかい?」。おやっさんにそう問いかけられ、最終的に羊を一頭買うことになった。

羊が2頭。前の週にはたくさんいたけれど売れてしまったらしい

羊が2頭。前の週にはたくさんいたけれど売れてしまったらしい


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