週プレNEWS TOP 連載コラム 宮澤ミシェル フットボールグルマン 宮澤ミシェルがW杯の組み合わせを分析。特に不気味なセネガルだが…

連載コラム

宮澤ミシェルがW杯の組み合わせを分析。特に不気味なセネガルだが…

[2017年12月11日]

W杯組み合わせで日本の入ったグループHを分析した宮澤ミシェル氏

サッカー解説者・宮澤ミシェル氏の連載コラム『フットボールグルマン』第25回。

現役時代、Jリーグ創設期にジェフ市原(現在のジェフ千葉)でプレー、日本代表に招集されるなど、日本サッカーの発展をつぶさに見てきた生き証人がこれまで経験したこと、現地で取材してきたインパクト大のエピソードを踏まえ、独自視点でサッカーシーンを語る――。

今回のテーマは、2018年6月に開催となるW杯ロシア大会の組み合わせ。グループHに入った日本は、強豪を相手にどのように戦うべきなのか? 対戦相手ごとに分析する。

******

注目だったW杯グループリーグの組合せ、その抽選会で、まさか最後まで日本代表が出てこないなんて思わないから劇的だったね。

日本代表はH組に決まったけれど、ドイツ、メキシコ、スウェーデンの待つF組に入ってもいいんじゃないかと正直思っていた。確かに世界王者のドイツは強過ぎるけど、残りの2ヵ国は中南米とヨーロッパのチームだから、過去のW杯で南米勢、アフリカ勢を苦手にしている日本にとっては戦いやすい相手だったのかなとも考えたからだ。

ただ、決まったものは変えられないからね。ポーランド、セネガル、コロンビアの3ヵ国に照準を合わせて、しっかりグループリーグを突破できるように準備を進めてもらいたい。

H組の印象としては、FIFAランク7位のポーランドよりもコロンビア、セネガルといった、ある意味、型破りで破天荒なチームがいることが日本代表としては厄介。特にセネガルが不気味な存在だ。

アフリカ最終予選はブルキナファソ、カーボベルデ、南アフリカと同組で4勝2分けの無敗で突破。しかも失点したのは1試合だけ。GK、CB、中盤に190cm台の屈強な選手が4、5人いて、攻撃にはリバプール所属でスピードのあるマネがいる。かなり手強い相手だ。

セネガルといえば、2002年W杯日韓大会の印象が強烈だね。グループリーグの初戦でいきなり前回王者のフランスを撃破したのを現地のスタジアムで観たけれど、彼らの身体能力の高さには本当に驚かされた。

あのフランスを相手に、ポジショニングが多少悪くてもダッシュ力と身体能力で修正してしまうんだから。今回のセネガル代表があの時と同じように身体能力を前面に押し出してくるようだと、日本がどこまで粘れるのか心配ではある。

とはいえ、当時はサイドチェンジへの対応が弱いとか、DFラインの間でボールを受けてDFを引っ張り出すとラインにギャップが生まれるという守備の穴も目立った。そういう組織的な詰めの甘さが、今回のセネガル代表に残っていれば、日本代表にもチャンスはある。

今回のセネガル代表の個々の選手が所属している欧州リーグでの試合は観ているけれど、代表チームとしての情報はまだ少ない。それだけに不気味な印象を増長させているね。

ただ、ハリルホジッチ監督は前回ブラジル大会でアルジェリアを率いていたし、その前にもコートジボワールで指揮したこともあるから、セネガルの情報は持っているはず。それを最大限に活かして勝負してもらいたい。

そのセネガル戦のためにも、もっとも重要なのがコロンビアとの初戦。日本代表は是が非でも引き分けに持ち込んで勝ち点1を奪わなきゃいけない。


週プレ酒場のCMはこちら!

連載コラム

Column

連載コラムを見る

Back Number

  • Feb. 5th 2O18 no.6
  • Jan. 29th 2O18 no.5
  • Jan. 22nd 2018  no.3・4
  • Jan.8th 2O18 no.1・2

 

Gravure Gallery

もっと見る

MOVIE Channel

【動画】松川菜々花、モグラ女子の大本命!!

もっと見る

新刊のお知らせ

  • 飯豊まりえ『NO GAZPACHO』
  • 『クルマプレイボーイ』
  • 『週プレ グラビアスペシャル増刊 NEW YEAR2018』
  • 『乃木坂46×週刊プレイボーイ2017』
  • 馬場ふみか写真集『色っぽょ』

 

プレイボーイコミックス

メルマガ会員&アンケート 2018年No.6

クルマ増刊2017

グラビアスペシャル増刊 NEW YEAR2018