週プレNEWS TOP 連載コラム セルジオ越後のサッカー「一蹴両断!」 日本は先のことを考えられる立場ではない!とセルジオ越後「W杯では“弱者のサッカー”に徹してほしい」

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日本は先のことを考えられる立場ではない!とセルジオ越後「W杯では“弱者のサッカー”に徹してほしい」

[2017年12月21日]

日本は組み合わせに恵まれたという見方もあるが、決してそんなことはないと語るセルジオ越後氏

来年6月に開幕するロシアW杯の組み合わせが決まった。いわゆる“死の組”が生まれず、強豪国がうまくバラけたという印象だ。

A組では地元ロシアが開幕戦でサウジアラビアと対戦する。抽選時に何かしらの力が働いたのかな。ロシアにとっては最高に近い相手。ここで勝つことで勢いに乗れるだろう。

B組はポルトガルとスペインが同居して一見、大変そうに思える。でも、残る2チームがモロッコ、イランということを考えれば、ポルトガルとスペインのグループリーグ突破は決まったようなもの。初戦での両国の対戦は、お互いに無理をせず引き分けを狙うかもしれないね。

混戦という意味では、むしろF組が気になる。前回王者ドイツが飛び抜けた存在でメキシコ、スウェーデン、韓国で2位を争う。三者三様のチームカラーでどこが抜け出してもおかしくないけど、やはり韓国は苦しい戦いを強いられるだろう。

そして日本はH組に入り、コロンビア、セネガル、ポーランドと同組になった。W杯優勝国のいない唯一のグループということで、組み合わせに恵まれたというポジティブな見方もあるようだ。でも、決してそんなことはない。

前回のブラジルW杯で日本が惨敗したコロンビアはハメス・ロドリゲスやクアドラードが健在。前回はケガで欠場したファルカオも復活した。ポーランドには世界屈指のストライカー、レバンドフスキがいて、彼の高い決定力を生かすべく、両サイドの選手がよく走って、どんどん仕掛けてくる。そして、セネガルにも売り出し中のマネなど、欧州の強豪クラブでプレーする選手が数多くいる。つまり、どの相手にも欧州のビッグクラブの屋台骨を支えるようなチームの顔がいるんだ。

対して、日本はどうだろう? 誰が見ても選手のキャスティングでは見劣りする。また、選手層も決して厚くない。だから、世界のサッカーメディアに「最下位は日本」と予想されても仕方がない。3戦全敗に終わっても驚かれないだろう。


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