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語っていいとも! 第50回ゲスト・二階堂ふみ「若い時って、人を傷つけて成長していくものだろうなって…」

[2017年12月24日]

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―本当に漫画の中の彼、彼女がひとりひとりそこにいるという感じがして。モノローグのインタビューのシーンが一番象徴的だと思いますが。漫画にないオリジナルな部分で、それがドキュメンタリーみたいにとても自然で。

二階堂 インタビューをやるってことはみんな聞いてたんですけど、でもいつやるかは知らされなかったんです。でも自分と役を同居させるっていうことにおいて、大事なシーンだったなって思います。自分が話しているのか、その役として出てくる言葉なのか、それがわからなくなるような感覚はあって。ドキュメンタリーに近いものはあるかもしれないです。

―そういう思い入れも含めて、6年くらいの積み重ねが集約してでき上がっただけに、他の作品ともまた違う大事な作品になりましたね。

二階堂 本当に大事な作品です。できてよかったなと思います。

―実際に初めて完成作品を観て、どういう気持ちになりました?

二階堂 なかなか客観視できないところもあったんですけど…。私、行定監督の『GO』がすごく好きで、おそらく映画に関わっている同世代の人たちは、そういう日本の青春映画って言われているものにすごく影響や衝撃を受けていて。そこから自分たちでも何か作りたいとかいう気持ちがすごくあったり。

監督ともこれがそういう映画になるといいねって話をしていて。岡崎さんの原作をリアルタイムで読んでいた方々にももちろんですけど、今の10代、20代の人にこれを観て衝撃を与えられるような作品じゃないかなって。

―実際、原作も今読んで古びてないですし。この時代の若いコにとっても同じセンシティブな物語であり、変わらずズキズキくる痛みがあるのではと。

二階堂 たぶん、いつの時代も若い人はそういう風に思うし、思われると思うんです。70年代、80年代、90年代、2000年代…若者と呼ばれる年齢の時はみんな感じていたんじゃないかなと思います。

もちろん時代性だったり、悩む問題の種は違っても、すごくセンシティブというかデリケートな時期っていうのは絶対あって。それは大人から見ると本当に美しい、儚(はかな)いものだなって。

まだ自分も若いんですけど(笑)。10代のそういうのって、本当にその時はつらいけど、大人になるとよかったなって得られるものもたくさんあるし。逆に、どんどん失われて鈍感になってしまうところも多くあると思うし。

―あんなことで傷ついてたんだとか、そこから深刻に自分が汚いようなものになった気持ちとか…。

二階堂 傷つくことすらも忘れる瞬間が出てきたり、無視できるようになったり。もちろんそれも生きていく上ですごく必要なものだけど、若い時って無理矢理そうなる必要はなくて、逆に人のことを傷つけちゃう時もあるし。そういうことをしながら成長していくものなんだろうなって、今は思います。


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