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大晦日で37年の歴史を閉じる老舗「新宿JAM」ーーバンドやってるだけでモテた時代と“地下アイドル”の今

[2017年12月29日]

多くのファンに愛され幕を閉じる新宿JAM

12月31日をもって37年の歴史に幕を閉じる「新宿JAM」。かつて、スピッツ、エレファントカシマシ、ザ・ブルーハーツ、氣志團など名だたるバンドを輩出した老舗ライブハウスだ。

大きなライブハウスに出るための登竜門として機能した新宿JAMだが、長い歴史の中で様々な出来事もあり、音楽関係者や音楽好きに知られる存在に。

前編記事「知られざる舞台裏」では、2006年から店長を務めてきた石塚明彦氏に196時間ぶっ通しの「JAMフェス」や飲み放題の導入、そしてヤクザとのトラブル(!)など、これまでの歴史を振り返ってもらった。後編では、石塚氏が近年のバンドやライブハウス事情から新宿JAMへの思いを明かす――。

―最近のバンド事情について、感じることはありますか?

石塚 単純な例ですけど、僕らの頃はバンドやってるだけでモテたじゃないですか。サッカー部や野球部が好きな女のコもおれば、音楽をやっている人が好きなコもおった。でも、今は音楽をやっているからって、そんなにモテないみたいですよ。売れてれば別ですけど、ただ音楽やってるだけでは将棋やってるとか釣りやってるとかとそんなに変わらない。むしろ「あんたの彼氏バンドやってるの? 貧乏でしょ~」ってなる(笑)。

―昔とはイメージが。

石塚 違ってきましたよね。そこはライブハウスが増えたことも関係しているかもしれない。敷居が低くなった分、誰でも出れるようになって「私のお兄ちゃんでも出てるわ」って。そしたら憧れもなくなりますよね。でも、今はモテるからバンドをやるなんてコがいないだけにみんなクオリティが高いです。

店長就任前から音楽業界に身を置く石塚氏。昨今のライブハウス事情を語る

店長就任前から音楽業界に身を置く石塚氏。昨今のライブハウス事情を語る

―一方で、最近はアイドルも結構出ているみたいですね。

石塚 もうアイドルなしでは、どこのライブハウスは経営できないくらいになってますよ。特に地下アイドルは強いですね。熱心なコも多いですよ。

バンドマンは全員とは言わないですけど、客がいなかろうが、ライブで失敗しようがケロッとしてる。でも地下アイドルは「今日はお客さんを楽しませられなかった」とか言って泣いてるし、動員が少ないと「すいません!」と謝ってくる。昔のバンドマンと重なるところがありますね。

―それを聞くと、ライブハウスにアイドルが増えているのは当然なのかもしれないですね。

石塚 だからバンドマンも負けてられへん。ひたむきにやらんとね。別にアイドルみたいに対応しろという話じゃなくて、自分の音楽をきっちり追求して、聴いてもらう努力をしないと。曲作って、CD出ましただけでは地下アイドルの熱心さには負けますよね。


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