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『陸王』とのコラボが入手困難!? 埼玉県民なら皆知っている「十万石まんじゅう」の創業以来守り続ける“信用”とは

[2017年12月31日]

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「十万石まんじゅう」の行田本店で取材に応じてくれた横田康介社長。「当たり前のことを当たり前に続ける」という先代の教えとは?

毎回、高視聴率を記録し、感動のラストで幕を閉じたドラマ『陸王』(TBS系)。その舞台となった埼玉県行田(ぎょうだ)市には、多くのファンが“聖地巡礼”で訪れたというが、劇中には地元の銘菓である「十万石まんじゅう」も登場、そのコラボまんじゅうも飛ぶように売れているとか。

「うまい、うますぎる」のフレーズが印象的なCMはテレビ埼玉で何十年にもわたって放送されており、十万石まんじゅうは「埼玉県民なら知らぬ者はいない」と言われるほど親しまれている。

そこで、埼玉出身の記者が行田本店を訪れ、その知られざる歴史について「十万石ふくさや」社長の横田康介氏を直撃!

前編記事(『売れ過ぎて社長も悲鳴…うまい、うますぎる!「十万石まんじゅう」の謙虚な誤算』)に続き、後編では創業以来、守り抜いてきたこだわりを伺った――。

***

―十万石まんじゅうといえば、テレビ埼玉で流れているCMがとても有名ですが、あれはいつから放送されているんですか?

横田 テレビ埼玉さんの場合は1979年の開局当時からお世話になっていますから、もう40年近くになるかと思います。

―CMに出てくる竹林と鹿威(ししおど)しは、どこにあるんですか?

横田 私があのCMに直接関わったわけではないのですが、代理店さんから制作会社さんに頼んで作ったもので、川越か飯能(はんのう)辺りにあるお寺さんのようです。

―「風が語りかけます。うまい、うますぎる」というナレーションも印象に残ります。特に「うまい、うますぎる」はすごく秀逸なコピーで、十万石さんの代名詞になっていますね。

横田 ともすれば、上からものを言っているように思われてしまうかもしれませんが、そういう意味ではないのです。あのコピーは世界的な版画家・棟方志功(むなかた・しこう)先生に書いていただいたものです。

弊社は昭和27年に先代の横田信三が創業しました。その数年後、まだ「世界の棟方」になる前の先生が行田市にお出でになった時、先代社長が先生に十万石まんじゅうを召し上がっていただきました。すると、「うまい、行田名物にしておくには、うますぎる」と仰って絵筆をお取りになり、(行田市にある)忍城(おしじょう)のお姫様の絵を描き、その周りにこのコピーをお書きになったそうです。

これだけうまいおまんじゅうなんだから、この行田という小さな街の中だけで食べられているのではもったいない、もっと全国の人たちに愛してもらえるように努力しなさい、という意味が込められているんですね。

―そういう意味だったんですね! 今年で創業65年になりますが、『陸王』のランニングシューズのように開発過程で多くの失敗を重ねた、という商品はありますか?

横田 弊社は和菓子メーカーとしてはまだまだ歴史は浅いですし、そこまでユニークな商品は扱ってきませんでした。それよりも、安心・安全な素材で美味しいものをという思いで作っており、それをいかに維持するかという点に重きを置いてきました。

例えば、春は美味しいけど、夏は美味しくないというのがあってはならないので、どの季節でも常に同じ味と品質を保つにはどうしたらいいのか。そういった当たり前のことを当たり前に続ける難しさを、よく先代から聞かされていましたね。


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