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『陸王』とのコラボが入手困難!? 埼玉県民なら皆知っている「十万石まんじゅう」の創業以来守り続ける“信用”とは

[2017年12月31日]

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世界的版画家、棟方志功氏が描いた姫の絵と「うまい、うますぎる」のコピー

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―当たり前のことを続ける難しさですか。

横田 はい。行田からもっと広い範囲で販売していこうという時には苦労がありました。職人がひとつひとつ手で作っていたら当然、数が限られてしまいますから、どうすれば量産できるのか…。先代は機械が好きだったもので、機械屋さんと工夫しながら量産設備を整えていったのですが。苦労したことと思います。

―それは大変そうですね。

横田 何度も失敗したことでしょう。こういう機械を考えたけど、うまくいかない…そういう失敗は数多く重ねてきたと思います。その失敗のおかげで現在、各店舗に毎日供給できているわけです。

―陸王シューズの素材であるシルクレイを作る機械のようなものを、十万石さんも模索されていたんですね。

横田 うちの場合は、特別なものを作るのではなく、誰が携わっても同じ品質のおまんじゅうが製造できるシステム、ということですが。それともうひとつ大事なことは、お菓子の材料へのこだわりを保つことが必要です。

―どういうことですか?

横田 材料にしても、継続して同じものを使い続けられるかどうか、という点です。近年、これだけ異常気象が増えますと、いつも使っている素材を確保できなくなる可能性が出てきてしまう。もちろん不作だと材料の値段も高くなりますが、値段の問題ではなく、欲しいと思っても調達できないことがある。

―それは大問題ですね。

横田 「阿闍梨餅(あじゃりもち)」という京都銘菓がありますよね。今年、春先を越えた辺りに「生産調整をする」というニュースが流れたんです。理由は、ここ数年の天候不順のため材料である小豆の確保が難しくなったということでした。その小豆は丹波大納言という種類で、ものすごく希少価値のある小豆なんです。昔からその小豆が美味しいので使い続けていたわけですが、不作のため必要量が確保できなくなったと。

ならば、他の小豆を使えばいいと思われるでしょうけど、そうすると見た目は同じであっても、どうしても味が変わってしまいます。それを避けるのが、お菓子屋にとっては大事なことなんです。そして、そのニュースを見た時に「じゃあ、うちはどうなるんだ?」と思ったわけです。


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