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“現代の魔法使い”落合陽一ד妄想インベンター”市原えつこ「開発した人型ロボットが超大炎上して考えたのは…」

[2018年01月01日]

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「現代の魔法使い」落合陽一(右)と「妄想インベンター」市原えつこ(左)

『情熱大陸』出演で話題沸騰、“現代の魔法使い”落合陽一が主宰する「未来教室」。『週刊プレイボーイ』で短期集中連載中、最先端の異才が集う筑波大学の最強講義を独占公開!

亡くなった人のロボットと49日間だけ一緒にいられる『デジタルシャーマン・プロジェクト』で総務省の「異能vation」に選出され、第20回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞も受賞した“妄想インベンター”市原えつこは、学生時代から「倫理のひだに触れにいく」作品を発表し続けてきた。

例えば、なでまわすと喘ぐ大根や、虚構の美女とインタラクションできるシステムなど。

顰蹙を買いかねない――事実「炎上」も起きた――彼女の創作は、しかし伊達や酔狂でなされているのではない。ひとりのアーティストとして日本の文化・風土と真剣に向き合うところから市原の妄想は生まれ、作品に結晶する。

* * *

市原 巫女の恰好してるのはなんでかってよく聞かれるんですけど、一応これ、私の勝負衣装なんです。ふだん大学でお話するときはさすがに浮くから着ないんですが、落合さんの授業ならと思って着てきました。

私は早稲田大学の文化構想学部というところの出身で、もともとは特にアーティストになろうとは思っていませんでした。普通に大学生活を送っていたんですが、3年生の頃になぜか性器崇拝、性器信仰にハマッてしまったんです。

例えば、神奈川県川崎市の金山神社の「かなまら祭り」って、巨大な男根を祀りあげるんですが、衝撃を受けました。性的象徴物って学校では「恥ずかしい」とか「いけません」って教わるものなのに、なんで神聖な神社に祀られているのか気になってしまって。日本人ってもともと農作民だったので、男根のイメージに豊作とか豊穣という意味を込めて信仰してたんだと、後で調べてわかったんですが。

ほかにもいろいろと、性器崇拝の神社以外も回ったんですが、特に感動したのが静岡県熱海市の熱海秘宝館。マリリン・モンローのスカートに風を送ってめくれさせるとか、そういうくだらない仕掛けがたくさんあるんです(笑)。このナンセンスな感じは意外と日本的なメディアアートなんじゃないかと、ひとりで悶々と考えてしまって。

そのほかにも日本には、イメクラとか変なラブホとか、春画とか、いろいろあるじゃないですか。ヤバいな、これは性の大豊作だな!と思ったんですよ(場内爆笑)

それから、日本人の性的イマジネーションを表象する「セクハラ・インターフェース」を大学の先輩の渡井大己さんと作り始めました。これは何かというと、“喘ぐ大根”です。大根をなでると喘ぐっていう、ただそれだけの作品です。

こういうことをやりながら大学を卒業して、某大手IT企業に就職しました。それで、本名を出して会社とひも付けされると困ると思って、ペンネームで活動し始めたんです。「市原」は本名で…。

センサーが取りつけられた大根をなでると「あ~ん」と喘ぐセクハラ・インターフェース。『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)でも取り上げられた。

センサーが取りつけられた大根をなでると「あ~ん」と喘ぐセクハラ・インターフェース。『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)でも取り上げられた。


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