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箱根駅伝の新たな勝負区間が判明! 優勝を狙う大学が来年重視すべきポイントは…

[2018年01月06日]

青山学院大学が4連覇を達成した今回の箱根駅伝

注目された2区の「エース対決」が不調に終わり、期待された1時間6分台の争いが見られなかった今年の箱根駅伝。あらためて認識させられたのは、「山の区間の重要性」、つまり5区と6区での戦いだった。

新コースになり、それまでの23.2キロから20.8キロになった昨年の5区は、どの大学も手探りの状態で、かつてのような大どんでん返しで勝負を決めるというシーンはなかった。

昨年の5区で見どころだったのは、1時間12分46秒の駒沢大の大塚祥平が18位から5位にあげてシード圏内に入り、14位でタスキを受けた上武大の森田清貴が1時間12分49秒で8位まで上げたくらい。かつてのような勝負区間ではなくなったように見えた。

だが今年は、山が重要な勝負区間であることをあらためて示す結果になった。まず、1区から突っ走った東洋大に4区終了時点で2分3秒差を付けられていた青山学院大は、竹石尚人(2年)が1時間12分49秒で走り、東洋大との差を36秒まで詰めて逆転を決定づける要因となった。

法政大は、青木涼真(2年)が5区の区間新となる1時間11分44秒で走り、順位を14位から5位にまで上げてシード権獲得を確実にしている。また、1時間12分17秒で細谷恭平(4年)が走った中央学院大も16位から11位に上げて、前とのタイム差を詰めてシード権争いに割り込み、早稲田大も安井雄一(4年)が1時間12分4秒で走ったことが3位を死守する貯金となって現れたのだ。

逆に、4区まで3位だった神奈川大は、5区で区間最下位となって大ブレーキになり、優勝戦線どころかシード権争いからも大きく後退する結果になった。

今回の各選手の区間記録を見れば、前回は区間3位が1時間13分8秒だったのに対して、今年は同タイムで2名いた5位までが1時間12分49秒以内で、7位も1時間13分1秒。各大学の監督が5区の走らせ方を理解したことで、レベルが一気に上がってきている。

さらに、今回の箱根駅伝で明確になったのは、勝つために、あるいはシード権を確実にさせるためには、山下りの6区の戦力も5区とセットで持っていなければいけないということだろう。

優勝した青山学院大には前回、6区の区間2位の58分48秒で走った小野田勇次(3年)がいて、今回その小野田は6区の区間賞獲得の58分03秒で走り、区間5位と合格点の59分31秒の走りをした東洋大の今西駿介(2年)を逆転した上に、52秒差まで広げて総合優勝を決定づけたのだ。

また、5区の青木が快走した法政大も、前回6区で58分52秒だった佐藤敏也(2年)が今回、58分49秒で走って順位を4位に上げている。


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